浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

自我越えて肉の己れを
捨し時 神と我とは
一つなる知る

「御垂訓」

2019-07-15 00:11:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

添付のお写真は恩師「長尾弘」先生が大阪の柏原市でお話を
されていた時、生けてあったまだ固い蕾だった
十五、六本のチューリップが一斉に開花したものを
この場にいた学びの友の方がカメラに収めたものです。
恩師のご著書「愚か者の独り言」講演集(一)
自然界の証明の例Ⅲとしてこの時の説明文あり(138頁)


~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


「過去世において己が望み両親より与えられし肉体という
       舟に乗り人生航路の海原へ」」

先の続き・・・

この世に生まれる前の実在界において、私たちは一人一人、
私たちの両親のもとに「どうぞお父さんになって下さい。
お母さんになって下さい」と、お願いにいっております。

その時には、詳しくこの現象世界のことも説明を受けて、
「あの世に出ますと、
その世界の環境たるや相当に厳しいものです。
それでもいいですか」と念を
押してもらっています。

私たちは「それでも結構でございます。どうかお父さん、
お母さんになってください」とお願いをして、
了解を頂いてからこの世に縁を頂くのです。
もし今生で、余り心配をかけ親不孝をしておきますと、
「この子はかなわんな、
あんなに心配をかける子はもうかないません」といって、
今度生まれる時にお願いにいっても
「もうあなたのことでえらい目に会うのはかなわんから、
今回は親子の縁は組めません」と断られてしまうのです。
この世の親を大事にしておかないと、
来世の縁が頂きにくくなりますね。


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