~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
「過去世において己が望み両親より与えられし
肉体という舟に乗り人生航路の海原へ」
先の続き・・・
両親と親子の縁を頂きますと、次に夫婦の縁を頂きます。
「どうか夫婦となって共に修行をさせて下さい」と、
お互いに約束をするのです。
天上界は精妙そのものに計画がなされていて、
なにかの事情で夫婦の片一方が
欠ける場合は、ちゃんと第二、第三候補まで天上界において
約束されているそうです。
仮に片方が欠けても縁によって第二候補が現れます。
天上界で夫婦としての約束ができていましても、
その二人は環境も場所も
教育も思想も全く違う世界へ生まれてきて、
別々の習慣の中で自らを造っているのですが、
約束の時が来ましたら縁によって、或いは恋愛によって、
ある方は職場の縁によってというようなことまで、
ちゃんと計画がなされていて、
その時期が来ますと巡り合い結ばれるというように、
この世のすべては計画通りに事が運ぶようになっております。