浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

極楽と地獄の在り処
たずぬれば我が内にこそ
共にあるなれ

「御垂訓」

2019-12-01 23:32:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 ~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~


講演 九

「己の肉体が苦しめば心脳乱しわが身楽なれば情欲に愛着す。
         苦楽はともに正道成就の根本に非ず」

先の続き・・・

自分の言葉と行いをもって「これは神の御使いだなあ、
神のごとき現象を出されるのは、
まさに神の心を実践されているからだなあ」と、
人様から言われるように、身をもって証明したらいいのです。
お一人お一人がそうです。

常に神様に恥じないような言葉を使わせていただき、
神様の御心を実践し、この体験を多く積みますと、
自分の心の中にまことの神が働いて下さっているということが
分かります。

私たちを生きさせて下さっている生命そのものが、
現実に私たちのこの心臓を通し命となって与えられています。
死は肉体という衣を脱ぐだけで、
衣を脱ぎましても生命そのものはちゃんとあります。

この生命を霊といっております。
私たちは悟る、悟らないとは関係なくすべてのものは生命であり、
霊なのです。
肉体という衣を脱いだ時、
霊はもとのふるさとへ帰らなくてはいけません。



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