~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 十六
「心」を学ぶということがなぜ有難いのか、
尊いのかといいますと、
「心」は私たちの肉体を支配している目に
見ることのできない力であり、
その心に目覚めることによって幸せにもなり、
心の在り方によっては不幸にもなり、
いろいろと人生の生き先が変わってくるからです。
正しい心の持ち方、正しい心の在り方を私たちは学んでいます。
自分が幸せになれたなあ、良かったなあと心の中に
喜びが頂けた時、苦しむ方や、縁ある方に、
「心の持ち方によって私はこんなに楽になりました。
あなたもそのように心がけられたらいかがでしょう」と言って、
自分の喜びを他に伝えていくことができます。
これには時間がかかると思いますが、
人類すべてが感謝や思いやりの心に目覚めた時、
この地球上は仏国土、ユートピアになります。
まず私たち一人一人が正しい心の在り方を学び、
そして幸せになり、その幸せを縁ある方々に
広めていくこと、これが地球が幸せな惑星、
調和された惑星になっていくことに繋がります。
高橋信次先生は講演の中で、
「私たちは、この地球を調和しさらに次の天体を
調和させるために、若い星へ移っていくものである」
とおっしゃいました。
そういう大きな使命、目的を頂いて生まれてきております。
昨夜も、高橋信次先生のお姉様から電話を頂きまして、
どうぞ頑張って下さいと励ましの言葉を頂戴しました。
ほんとうに有難いことです。
「一人でも多くの方を救って下さい。信次先生の亡きあとも、
どうぞ法を曲げないように頑張って下さい。
そして学びの場にお集まりになった皆様にどうか
よろしくお伝え下さい」ということでございまいした。
「心行」の勉強は、今特に大切な「八正道」の部分について
学んでいます。