~ 恩師の「心行の解説」下巻より ~
講演 十三
「正しく仕事をなし」
先の続き・・・
「心行」の中で「正しく仕事をなす」と書かれていますが、
これは、「正しく行う」ことで、お釈迦様の八正道では「正行」と
説かれています。
仕事ではなく、行いを正しくしなさいということです。
「行い」とは実践することです。
正しい実践をしなくてはいけません。
間違った実践をしたら間違った結果が出ますから、
法に従ったお日様の心を自分が行うことです。
太陽の御心を行ないに現した時、
正に私たちは神を体験させていただけるのです。
太陽こそ神ご自身のお姿ですから、太陽の思いを常に抱くことは、
神様の思いを常に持たせてもらっていることです。
神を体験するといいましても、
なかなかできるものではないとお思いになるでしょうが、
常に精進努力しましと、神はその人を通して、
つまりその人の言葉や行動を通して神ご自身がお働きになるのです。
神が人間を造られたのは、ご自身をこの地上に表現したいがために、
その道具として造られたのです。
その神様が何を望んでおられるかは、
私たち普通では知ることができませんが、
あの太陽を見せていただいた時、神様はあの太陽の思いと、
行いをして下さっています。