~ 恩師の御著書「講演集」より ~
講演集 一
「過去世の自分が分かる」
私は千三百年前にはチベットでラマ僧をしていました。
先日心を開いてくれた人で、当時私の弟子だった人が出てくれて、
その当時の中国の言葉で当時と同じような礼儀でもって
挨拶をされました。
また六百年前にには私はイスラエルで、
イエスの教えを人々に伝えていました。
あの砂漠をロバの背中に食糧やら水やらを大きな皮袋に詰めて、
人々にしっかり教えを伝えながら歩いていました。
また今から四百二十六年前にもやはり、
イスラエルで伝道の仕事をしていましたが、
それはその当時、私の娘だった人が当時の報告をしてくれて、
そうだったことが分かりました。
人間はこのように繰り返し繰り返し生まれ代わって生きています。
ただ私達は実証できないから皆、分からないと言っています。
専門の方でも分からないものを追究しても仕方がないといって
携わらないのですけれども、
心を開きましたら、自分の過去が自然と分かってくるのです。
私はインドの地において、
やはりお釈迦様の教えをいただいた時もありました。
そしてイスラエルでは、あのパウロの妹を、
何回も助けています。
そのような不思議なことが、自分の心に目覚めた時に
分かってくるのです。
しかも他の方から証明してもらえたりもします。
私はあの当時は、こういう仕事をさせてもらっていたのだなあ
ということが分かってきます。
次々と他の方が証明して分からせて下さるので、
自分というものが、どういう者だったかを知ることができます。
これは循環の法則に従っているのです。