浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「垂訓」

2023-11-17 00:38:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


         第二章 必要なのは正しい生命観の確立

     ◆肉、魚、野菜、植物。鉱物、我が身に一つの命は流れる◆

様々な生命操作、そして除草剤の毒性に対して強い抵抗力を持つ作物へと
つくり変えられた遺伝子組み替え食品などもその例です。
常に自分たちを生かしてくださっている力に意識を向けて感謝していれば、
私たちは健康で幸せに暮らさせてもらえます。
ところが、これを忘れて勝手に金儲けのためや
快楽追求のために自然を破壊しながら、
自分の心の喜びや身体の健康さえも失っています。
顔からは笑みが消え、体からも心からもエネルギーが
抜けてしまっています。
こういう方々が増えています。
それでも、神様はいつも太陽のごとく平等に絶え間なく、
私たちにエネルギーを注いでくださっています。

ただ、人間のほうで命を育み守ってくださる神様の
愛の流れを遮断しているだけなのです。
神仏を否定したり、生かされていることへの有難みを
忘れてしまうということは、
愚かにも生命の光、生命の力をお断りしているということになります。
常に「もしなかったら」と思って感謝を忘れないことです。
そうすると、自分の心が喜びに満たされます。
「私はこんな辛い環境の中で何も喜べません」
とおっしゃる方がありますが、
太陽と熱と光に感謝しなさい、空気中の酸素に感謝しなさい、
水に感謝してみなさい。
そうすれば喜びいっぱい与えられます。
現在の苦しい環境はだんだんと消えていきます。
金や物はたくさん持っていても火事に遭えばなくなりますが、
心の喜びはどんなことがあろうと、
なくなることもなければ盗まれることもないのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする