恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より
第三章 天上界への道
◆天上界は本当にあるのか◆
そして、心を縛り煩わせる思いがない分、心は自由です。
その状態で感謝しながら亡くなりますと、
軽い心はたちまちにして天上界に行きます。
そこは、別の意味でも自由です。
というのは、自分の望むものがなんでも
すぐに現れる世界だからです。
仮に今ここで綺麗な花を生けていただき、
あの世に帰ってから、
「あの時、綺麗な花を生けていただいたなあ、
もう一度みたいなあ」と思いますと、
この花がパッと出て来るのです。
「あの時のカレーライスはうまかったなあ。
あれをもう一度味わいたいなあ」と思いますと、
パッとカレーライスが出て来ます。
これは何も私たちの夢や願望の投影というのではなく、
リアルな世界として、
実在の世界としてまぎれもなく在るということです。
そこを私たちは天上界とかあの世と呼ばせてもらっています。
実際に亡くなられると浄まった魂の方はそこに行かれます。
また、生きながらにして山紫水明のお花畑の
美しいあの世に行ってこられたという
臨死体験をされた方の話もよくあります。