浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

人の世に神の御心
伝えしは我は父なる
神の子の故

「御垂訓」

2021-02-13 00:07:28 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
  
恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 三

        アモン、アーメン、アーミ、阿弥


闇は、闇の中にあって、その闇の正体を知ることはできません。
しかし、光が当たりますと、必ず間違いは浮かび出ます。
誤っている者は正されるはずです。
高橋信次先生のお説き下さったこの正しい教えを前に溯(さかのぼ)りますと、
これはお釈迦様のみ教えであり、イエス様のみ教えであったのです。
だから、信次先生は最初の頃は、自分の法ではなくて「釈迦、イエスの教えの
原点に帰れ」と説かれました。

法とは、お釈迦様がおっしゃっています。
「私がこの世に現れるずっと以前から、法は存在しているものである。
私が説くのではない。この地球が現れた時、既にこの法は存在していたのである」と、
ただ、法は実在していますけれど、それを説く方が少なかったのですね。
インドでお釈迦様がお説きになりました。
その又何千年も前に北アフリカの、今のエチオピアの辺りに、
アモンという光の大指導霊がお出ましになって、
そのお方は太陽の姿の中に「神」を説かれたのです。

「神を知りたければ、あの太陽を見なさい。太陽は自らの身を燃焼させ、
自らを犠牲にして、その結果現れる熱と光―――これこそが慈悲と熱、
光は一切のものを差別されない、すべてのものに太陽の熱、光は注がれています。
み心とはそのようなもので、神とは大いなる愛と慈悲である。
人を殺す者さえ、自分を謗る者さえ、お許し下さいます。
それが神のみ心である。

この心を知ったならば、私たちは自ら行いなさい。
太陽の姿の中に自らを現わしなさい」と言って、お説きになったのが、偉大な
光の大指導霊アモンで、当時王様だった方です。
このアモンが、「私の教えを東のほうに伝えなさい」とおっしゃって、
イスラエル、ギリシャからインドへと伝わったのが、
お釈迦様の説かれた法のご先祖様になります。

バラモンとして伝わったのです。
そのアモンという方のお名前をイスラエル地方では、アーメンと呼んだそうです。
ギリシャに入ってアーミ、それがインドに入って南無阿弥陀仏のアミの尊称に
なっているそうです。
だから、もうお釈迦様のお生まれになる前に、
ちゃんと阿弥陀様がおいでになったのですね。


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「御垂訓」

2021-02-11 23:56:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

     恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 三

       地球を救うのは私たちの使命


誤った信仰の為に、或いは法を知ることなく
苦しんでいられる方は、いっぱいおられます。
それらの皆さんがどうぞ目覚めて、
その過去の約束を思い出して下さいますように
一人でも多くの方を救っていきましょう。
これは使命です。

私たちは日本国中の方がこの法の光をもって、
喜びと調和のある日々の生活を送っていただけるように
頑張りたいと思います。
過去も約束し、今生もこうしてほんとうに日本全国から
縁ある方が集うて下さいます。
そしてお帰りになりましたら、まず汝の隣人を愛し、
身近な方から愛を実践することですね。

これは日本だけのこととは違います。
いろんな予言者によりますと、現在、
地球は大変危険な時期にきております。
この地球を救うのは私たちです。

あのノストラダムスの大予言の中に、一九九九年は、
地球のとって非常に危険な時であると書かれています。
しかし、ほんとうに心から調和されて、平和と安らぎと、
そして神への感謝、そういうものに包まれましたら、
この地球は救われます。

それは、神の光に満たされるからです。
何とか、共に頑張って一人でも多くの方が喜びと
平安に心が満たされるよう、
そこへ導かれる為に頑張っていきたいと思います。
この教え―――私の話がだんだんと日本の各地に広まりますと、
誤った方たちは、その誤りが表面に現れていくと思います。


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「御垂訓」

2021-02-10 23:57:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より               

       講演集、 三          

  求める師に巡り合うご縁


同じく先月のお話会の時、東京から夜十二時頃に着いて、
朝まで家の表で待って下さった方がありました。
私のような者の為に、中にも入らず朝まで外で
待っていただいたその方に対して、
ほんとうに申し訳ない、勿体ないことだと、思っておりましたら、
その方から次のような手紙を頂きました。

「―――長尾先生、ありがとうございます。
私は十一月二十二日の講演を聞かせていただいたあの晩、
外で待っていた者です。
初めて会うのだから、病気のことなど訴えては厚かましい、
目的は法を聞きにきたのであるから、

病気のことは口にすまいと決めていました。
ところが思いもよらず、先生のほうから身体を治していただき、
ほんとうに嬉しかったです。

いつも奇跡は他人のことといったふうにどこか
侘しく思っていましたので、
わが身に起こったことは大変な驚きです。
話は前後しますが、前の晩、門前で待っていた時も、
寒さはあっても、苦しいとは思いませんでした。

というのも、寝そべって山門と星空を見上げていたら、
ずっと昔も、師を訪ねたこんな自分があったような、
何か懐かしい思いで胸がいっぱいだったのです。

本当に来たるべくして来たような神秘的な思いでした。
又お会いできる日を楽しみにしています。―――」
このように書いていただいております。 
この方は師を求めて、その昔、中国で師に合うために
山門で朝まで待たれた
過去の記憶があったのです。

自ら求める師に巡り合う為には、夜通し外で待っていただいて、
こうして縁を頂く方も多々あるのですね。
私自身、過去は知りません。
しかし皆さんから、私の過去を証明していただきます。
或る時はイスラエルで、或る時はインド、又ギリシャで、
中国で、ご縁のあった心の友が今こうして集うておられます。
すべて過去に深い縁のあった方ばかりです。

いとしい友よ、この見えない糸によって、
この場所にこうして集うているのです。
お互いに、一人でも多くの方を救っていきましょう、
喜びを与えていきましょうと言って、誓い合った仲間です。

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「御垂訓」

2021-02-09 23:52:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

    恩師のご著書「講演集」より

               講演集、 三

          お話会での不思議な体験


先きの続き・・・

この白髪の私が、忽ちに黒い髪になり、揉み上げまで綺麗に生えましてね。
鼻の下までこの写真のイエス様と同じになったそうです。
その方は、イエス様とは知らずに、「長尾先生のお写真がここにあります」
と言っていられました。

こういう不思議なことがあります。
お釈迦様の話をさせていただきますと、
いつの間にか顔が丸くなり、耳が長くなって、びっくりされる方があります。
これは、高橋信次先生もご講演の中でよくこのような話をされ、
ご著書の中にも書いていられます。

それは、私たちが法を行じ、人類の偉大なお師匠様の正しい教えを伝えた時に、
その意識が来て下さって、そして変貌してしまうのです。
私自身が変わるのではなくて、尊い偉大なお師匠様に来ていただけるのです。
この間、静岡の会場で「心行」を読ませていただいたのと、
今日読ませていただいたのとでは、全くその波動が違うのです。

静岡では、高橋信次先生の意識が来ていられました。
だから東京の方は、「高橋信次先生が来ていられたのが分かりました」と、
おっしゃっていられました。
尊い方を慕い褒めたたえ、その方のみ教えに従った時、必ず来て頂けるのです。
どこにでも来ていただけるその一つの証しです。


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「御垂訓」

2021-02-09 00:02:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

           恩師のご著書「講演集」より

               講演集、 三

           お話会での不思議な体験


先きの続き・・・

白いはずの頭は自然といいますか、二度三度と意識して見ていますと、
額の上から自然に黒い髪になり、そして頬が髭になり黒くなって、
全く別人に変わってしまいます。
どこの国のお方か、日本人でないのは分かるけれども、
不思議で不思議でたまりません。
先生の過去世の方でしょうか、と話してみました。
もしかして、他の方にもそんなふうに見えなかったかしらと思ったりして、
聞いてみたい気がして、数日後、長尾先生をお訪ねしたところ、
先生の所に私が見た方の写真が飾ってありました。
私は思わず息をのんで見入ってしまいました。

私はいつか、ここで、この写真を見ていたのだろうか、
それが講演中に重なってきたのだろか、そんな記憶はないけれども、
思わず先生に、『いつからここにこの写真はあるのですか』と尋ねると、
『或るお方が昨日持って来てくれました』とのこと。
やはり、私は見ていなかった、私はこの写真の方を
二十二日のお話会で見たのです。―――」

そのお写真というのはここにあります。
イエス様のお写真です。
その方の見られた時には、この写真は無かったのです。
後日こられた時に、たまたまそこに置かせてもらっていたのです。
その方がこられるなり、「先生のお写真がここにあります」と言われるので、
「いや、これはイエス様ですよ」と言いますとね、又びっくりされました。
「―――講演中、先生のお顔が、その写真のお顔に変わっていたのです。
私は思わず何回も先生に問い詰めていました。
他にいられる来客のことも構わずに。

これは一体なぜかしら、確かにこのお顔でした。
いくら目をこすって見ても、このお顔になるのです。
これはイエス様の心霊写真とのことで、又驚きました。
そう言われて、落ち着いてよく見せていただきますと、よく見かけるイエス様
と少し違うようですけど、ちょうどその時、東京から五人の方が来ておられて、
その中のIさんという方が、私もどこかで見たことがあると言われました。
不思議なことがあるものです。

長尾先生とのご縁もまだ僅かな私です。
テープはよく聞かせていただきますが、お話会で皆様と一緒に講演を聞くのは
初めてでしたのに、ただただ、自分でも驚いています。
何かに引き込まれるように、現在、模索中の私です。―――」
このような感想を書いていただきました。




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「御垂訓」

2021-02-08 00:12:46 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「講演集」より

              講演集、 三

          お話会での不思議な体験


先きの続き・・・

それは、どんな時に、そういう感じを受けられたのかと言いますと、
「いといと小さき神のみ使い」としての自分を自覚させて頂いた時で、
「光の大指導霊は言われました。
自らの過去を紐といた時、絶対に人に明かしてはならないという
重荷を自ら背負いました。

過去の私が今の私に何の関係がありますか、
過去がいかに偉大であったとしても、
今の自分が間違っておれば、自分の過去に疵をつけます。

又、私は過去にこんな偉大な人間だったと言いますと、
知らない方はそれによって迷い、又、
ああ偉大な人だなあと思ってしまいます。
そのように、人の心に迷いを生じさせるだけで、
皆様にどれほどの利益や喜びを与えられるでしょうか。
迷いだけを与えます」と、私がそういう話をさせていただいていた時に、
この方が次のように書いておられます。

「―――静かな、どこかで聞き覚えのある懐かしさを覚えて、
陶酔するような心地になりました。講演なさっている方は、
いつの間にか黒い髪と黒い髭、
私は今どこにいるのだろうかと、思わず我に返りました。
講演なさっている方は、頭の白い長尾先生です。
今までお話をされていた方は誰方かしらと思って、
目を何度も何度も瞬いてみました。

不思議でした。長尾先生の講演を皆様と一緒に聞かせていただくのは、
今日が初めての私です。そして又、話を聞いていると、
髪が黒くなって、別人の顔になるのです。―――」
モーセの十戒の中に、神はモーセに十戒を授け、
「私は天地自然の中にあって、
ただ一人である。私以外の何者をも神として祀ってはならない」と、
おおせられたことが書いてあります。

先月、自らモーセと称して神殿を作っている方があるという話をしました。
そして、自ら十戒を破るような方は贋者(にせもの)ですと話していました時に、
又この方は、次のように書いていられます。
「―――先生は再び黒い髪と黒い髭、本人ではない。
私は何度もハンカチで目をこすってみました。
  
しかし、一瞬、長尾先生に戻っても、その髪は黒に変わり、
高見山関のように揉み上げまでも黒く、鼻の下まで黒い髭です。
なぜだろう。
私は人々にも話せず、あの方は誰方ですかと、頭の中はそれで精一杯、
家族に言っても信じてもらえそうにないので、深く心に思い、
後日、Y様を訪れてご夫妻に話してみました。


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「御垂訓」

2021-02-07 00:01:32 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より

             講演集、 三

        お話会での不思議な体験


そういう中で、いろいろと不思議なことを見せていただきます。
先月のお話会で、不思議な体験をされた方がございます。
その方は一番後ろのほうに坐っていられたのです。
今日までに、テープはもう擦り切れるほど聞いていただいたそうですが、
こうしてお話会で聞いていただくのは、初めての体験だったのです。
お話をしていました時に、私の白髪が真っ黒になってきて、
髭が生えてきたそうです。

そして鼻の下まで髭が生えてきて、揉み上げの一本一本まで分かったそうです。
「一体自分は今どこに来ているのかな、今、話をしていられる方は誰方かな」
と思って、目を瞬(しばたた)きながら、ふと我に返りますと、又、白髪の
私がいるそうです。
話をさせていただいていますと、私の格好が全く変わってくるというのですね。
その方が、体験なさったことを書いて下さっているので、ちょっと
読ませていただきましょう。




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「御垂訓」

2021-02-06 00:00:56 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

          恩師のご著書「講演集」より

               講演集、 三

        安らぎは真の教えを実践した証し


今日、九州から来ていただきました方々は、
先にS会に入って勉強なさっていたそうです。
ところが、そこの先生とお会いしても涙が出たことは
なかったのに、私と初めて会いまして、
突然涙が出て出て止まらないとおっしゃいます。
そういうふうな現象が起きますのは、
心の奥底で求めていた本当の教えに巡り合ったという
その喜びによるのですね。

いろいろな先生方が、その方その方の教えを
説いて下さっています。
しかし、心を打つものがなかったら、
これは本当の正しい教えとは言えません。
それは言葉ではないからです。

自ら正しい教えを行った時、その証しとして安らぎを与えられます。
その自ら頂いた安らぎは、又他に安らぎを与えていきます。
その安らぎが、ああ、巡り合えて良かったという喜びに変わるのですね。
表面の意識は知らなくとも、
内在した意識がその喜びのこみあげるのを感じるのです。
私自身は未熟者でございます。
他の先生方のような立派な人間ではございません。

日々の生活の中で、皆さんが来られたら、
お茶も汲ませていただきますし、
そこらの拭き掃除もいたします。
皆さんの僕となって生きさせていただいております。
ふん反り返って偉そうにいう人間ではございません。
私は神の僕となり、人々の僕となって、生きることです。
高橋信次先生は、自慢しなさい、
偉そうにしなさいとは、一言もおっしゃっていられません。
「神の心をわが心に頂き、わが身をもって神の御心を現わしなさい」と
説かれましたが、つまり、それは法を行なうこと、
実践することです。



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「御垂訓」

2021-02-05 00:05:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より

          講演集、 三

         「心行」の朗読


高橋信次先生が書き残して下さった「心行」を
毎回朗読させていただいております。
或る方は、この「心行」はもう古臭いと言っておられます。
しかし、神理に変わりはありません。
太陽は東から昇り西に沈みます。
これは永遠に変わることはありません。

しかし誤った指導者の中には、
「私は太陽を西からあげてみせる」と、
こんな愚かなことを言っている者もあります。
もし太陽が西からあがりましたら、
この地球は忽ちにして分解します。
太陽系は即、崩れてしまいます。

太陽系が崩れますと、銀河系宇宙に支障が起きます。
そして、大宇宙の存在が不可能になります。
こんな初歩的なことが分からないで、
法の指導者とは、とんでもないことです。
幼稚園の子どもでも知っています。

ところが、増上慢からこういう間違いが起こってきます。
私たちはこの「心行」を大事にしていきたいと思います。
私は死ぬまでこの「心行」を、
心の糧とさせていただきたいと思っております。
―――「心行」の朗読―――
ありがとうございました。


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「御垂訓」

2021-02-04 02:04:45 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より

            講演集、 三

       魂のふるさとへ持って帰るお土産


先の続き・・・

「あの世に修行に出て頂いた方で、肉体を持ったまま、
この世に帰ってこられる方は極く稀れでございます。
あなた様はあの世に肉体を持ちながら、よくこの世に帰って下さいました」
と言って、迎えていただきました。
そこで私は、「いや、ほんとうに厳しい所でございます」と、もう泣いて泣いて、
泣きながら話をさせていただきました。

「愚かにも過ちを犯し、罪をつくって数々の失敗を犯しました。しかし、
その過ちを犯すことによって、過ちを犯していない人の心の楽なことを知り、
なぜこんな過ちを犯したのかと善の尊さを知って、その償いとして、少しでも
善い行いを積ませていただかなくてはいけないと思います。

もちろん、懺悔も精いっぱいさせてもらいました」それから、
人さまに喜んでいただいたことも報告させていただきますと、
「よくそのように尽くしてくれました」と言って、喜んでいただきましたね。
これは、私たちがこの世を去った時、必ずそのような魂の兄弟方と巡り合うのです。
そして報告をしなければなりなせん。

「あなたはいったいあの世で何をしてくれましたか」と聞かれた時に、
その魂の兄弟方に持って帰るお土産ですが、
私たちは少しでも多くのお土産が持って帰れるように、
日々の生活で善き行いを積み重ねることが大事だと思います。
すばらしい魂のふるさとです。
ただ私一人が帰ったものですから、証明者がございませんので、
証明者のいないこのお話をしても通じないことと思います。
しかし現実にあります。


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「御垂訓」

2021-02-03 00:17:08 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より

              講演集、 三

        魂のふるさとへ持って帰るお土産


先の続き・・・

「ふるさとは遠きにありて思うもの」私たちは、
天上の「魂のふるさと」から
最も遠いこの現象の世界へ、
自分の魂の修行に出させてもらいました。
魂の修行とは、つまり自分の悪い癖、欠点を正し、
人々と互いに手を取り合い
助け合い調和することで、
私たちはそれを目的としてこの世に生まれてきました。

その目的を果たすことなくあの世に帰りますと、
自分の魂の兄弟の前で合わす顔のないような、つらい思いを受けます。
その約束、使命を果たして帰りました時、「よく頑張ってくれました。
ご苦労様でございました」と言って、
魂の兄弟達が喜んで手をさしのべて迎えてくれます。
これは作り話ではございません。

曾(かつ)て、もう十年近く前ですが、
「ふるさと」の歌を口ずさみ、自分の
ふるさとに思いを馳せておりました時に、
私はあのすばらしい天上の世界に
帰らせていただいたことがあります。

その世界は、ほんとうに光り輝き、
緑の木の葉も一枚として枯れた葉がなく、
落ちる葉もなく、全部光り輝いていました。
すばらしい世界です。
そして私たちの魂の兄弟の方が「よく帰ってくれました」と言って、
それぞれの国の衣装をなさって迎えてくれました。

私の魂の兄弟の中には黒いアフリカの方もおられました。
その関係で、私も、どうも黒い色が残っているようです(笑い)。
そして中国の方、イスラエルの方、インドの方がおられて、
「あの世に修行に出ていただいてほんとうに御苦労さまでございます」と
言われました。

あの世からこの世を見ますと、この世はあの世になっておりますので、
「あの世の厳しい環境の中に、私たちを代表して魂の修行に出ていただき、
ほんとうにご苦労様でございます」と言って、この世の肉体を頂いたお父さん
お母さん、或いは親しいお方、尊いお師匠さんなどの誰方よりも親しく、
いとおしく迎えていただきました。


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「御垂訓」

2021-02-02 00:21:05 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
  恩師のご著書「講演集」より

            講演集、 三

      魂のふるさとへ持って帰るお土産


お話に先立って、Fさんのお譲ちゃんに、すばらしいバイオリンの演奏を
していただきます。
美しい音楽を聴きますと、心が安まりますので、毎回お願いしております。
ではお願いします。(拍手)。
―――バイオリン演奏(ユーモレスク、他)―――
今から「ふるさと」の歌を弾いていただきます。
私たちのこの世のふるさととして、各自生まれた場所がございます。
しかし、ほんとうの「魂のふるさと」は光り輝く天上の世界です。
その世界で私たちは両親に対して、「どうかお父さんになって下さい。
お母さんになって下さい。この地上の世界に魂の修行に出させて下さい」
と言って、私たち自身が、お父さんお母さんにお願いして、そして了解を
いただいてこの地上に迎えていただきました。

そして魂のふるさとへ、いつの日にか志を果たして帰った時、
「私は地上でこれだけのことをさせてもらいました」といって、私たちは
人々への無償の愛をふるさとへのお土産として持って帰るのです。
「生まれる前の世界」そして、
「やがて帰っていく世界」のふるさとを思い浮かべて、
共に合唱していただいたら結構かと思います。
では、Uちゃんお願いします。
―――「ふるさと」の歌合唱―――(拍手)



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「御垂訓」

2021-02-01 00:29:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

恩師のご著書「講演集」より

            講演集、 三

        新しい道場「心のふるさと


このたび大工さん、庭師さん、石屋さんが一生懸命になって、
全員が自分のことのようにして、新しい道場を作って下さいました。
私個人はすごくケチでございまして、こういうことはようしないのです。
しかし、皆様の「心のふるさと」と思えば、喜んで作れます。

ご寄付をお願いしたり、強要したりすることは一切ございませんから、どうぞ
ご安心していただき、又、遠方の方は来て泊っていただいたら結構でございます。
無料宿泊所でございますから、安心して泊って下さい。
その代わり、食事のおもてなしはできないのです。
お一人お二人なら何とかさせていただけますが、十人、二十人となりますと、
家の者も大変ですから、それはご勘弁願っております。


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