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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「垂訓」

2023-04-15 01:20:47 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

   恩師のご著書「講演集」より


          講演集、 三

         「心行」の朗読

高橋信次先生が書き残して下さった「心行」を
毎回朗読させていただいております。
或る方は、この「心行」はもう古臭いと言っておられます。
しかし、神理に変わりはありません。
太陽は東から昇り西に沈みます。
これは永遠に変わることはありません。

しかし誤った指導者の中には、
「私は太陽を西からあげてみせる」と、
こんな愚かなことを言っている者もあります。
もし太陽が西からあがりましたら、
この地球は忽ちにして分解します。
太陽系は即、崩れてしまいます。


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「垂訓」

2023-04-14 00:17:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三

       魂のふるさとへ持って帰るお土産

先の続き・・・

もちろん、懺悔も精いっぱいさせてもらいました」それから、
人さまに喜んでいただいたことも報告させていただきますと、
「よくそのように尽くしてくれました」と言って、
喜んでいただきましたね。
これは、私たちがこの世を去った時、
必ずそのような魂の兄弟方と巡り合うのです。
そして報告をしなければなりなせん。

「あなたはいったいあの世で何をしてくれましたか」と聞かれた時に、
その魂の兄弟方に持って帰るお土産ですが、
私たちは少しでも多くのお土産が持って帰れるように、
日々の生活で善き行いを積み重ねることが大事だと思います。
すばらしい魂のふるさとです。
ただ私一人が帰ったものですから、
証明者がございませんので、
証明者のいないこのお話をしても通じないことと思います。
しかし現実にあります。




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「垂訓」

2023-04-13 04:04:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三

       魂のふるさとへ持って帰るお土産

先の続き・・・

「あの世に修行に出て頂いた方で、肉体を持ったまま、
この世に帰ってこられる方は極く稀れでございます。
あなた様はあの世に肉体を持ちながら、よくこの世に帰って下さいました」
と言って、迎えていただきました。
そこで私は、「いや、ほんとうに厳しい所でございます」と、もう泣いて泣いて、
泣きながら話をさせていただきました。

「愚かにも過ちを犯し、罪をつくって数々の失敗を犯しました。しかし、
その過ちを犯すことによって、過ちを犯していない人の心の楽なことを知り、
なぜこんな過ちを犯したのかと善の尊さを知って、その償いとして、少しでも
善い行いを積ませていただかなくてはいけないと思います。



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「垂訓」

2023-04-12 01:49:06 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
  恩師のご著書「講演集」より


              講演集、 三

        魂のふるさとへ持って帰るお土産

先の続き・・・

私の魂の兄弟の中には黒いアフリカの方もおられました。
その関係で、私も、どうも黒い色が残っているようです(笑い)。
そして中国の方、イスラエルの方、インドの方がおられて、「あの世に修行に
出ていただいてほんとうに御苦労さまでございます」と言われました。
あの世からこの世を見ますと、この世はあの世になっておりますので、
「あの世の厳しい環境の中に、私たちを代表して魂の修行に出ていただき、
ほんとうにご苦労様でございます」と言って、この世の肉体を頂いたお父さん
お母さん、或いは親しいお方、尊いお師匠さんなどの誰方よりも親しく、
いとおしく迎えていただきました。


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「垂訓」

2023-04-11 00:07:36 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より


              講演集、 三

        魂のふるさとへ持って帰るお土産

先の続き・・・

「ふるさとは遠きにありて思うもの」私たちは、天上の「魂のふるさと」から
最も遠いこの現象の世界へ、自分の魂の修行に出させてもらいました。
魂の修行とは、つまり自分の悪い癖、欠点を正し、人々と互いに手を取り合い
助け合い調和することで、私たちはそれを目的としてこの世に生まれてきました。
その目的を果たすことなくあの世に帰りますと、
自分の魂の兄弟の前で合わす顔のないような、つらい思いを受けます。
その約束、使命を果たして帰りました時、「よく頑張ってくれました。
ご苦労様でございました」と言って、
魂の兄弟達が喜んで手をさしのべて迎えてくれます。
これは作り話ではございません。

曾(かつ)て、もう十年近く前ですが、「ふるさと」の歌を口ずさみ、自分の
ふるさとに思いを馳せておりました時に、私はあのすばらしい天上の世界に
帰らせていただいたことがあります。
その世界は、ほんとうに光り輝き、緑の木の葉も一枚として枯れた葉がなく、
落ちる葉もなく、全部光り輝いていました。
すばらしい世界です。
そして私たちの魂の兄弟の方が「よく帰ってくれました」と言って、
それぞれの国の衣装をなさって迎えてくれました。


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「垂訓」

2023-04-10 00:25:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三

      魂のふるさとへ持って帰るお土産

お話に先立って、Fさんのお譲ちゃんに、すばらしいバイオリンの演奏を
していただきます。
美しい音楽を聴きますと、心が安まりますので、毎回お願いしております。
ではお願いします。(拍手)。
―――バイオリン演奏(ユーモレスク、他)―――
今から「ふるさと」の歌を弾いていただきます。
私たちのこの世のふるさととして、各自生まれた場所がございます。
しかし、ほんとうの「魂のふるさと」は光り輝く天上の世界です。
その世界で私たちは両親に対して、「どうかお父さんになって下さい。
お母さんになって下さい。この地上の世界に魂の修行に出させて下さい」
と言って、私たち自身が、お父さんお母さんにお願いして、そして了解を
いただいてこの地上に迎えていただきました。

そして魂のふるさとへ、いつの日にか志を果たして帰った時、
「私は地上でこれだけのことをさせてもらいました」といって、私たちは
人々への無償の愛をふるさとへのお土産として持って帰るのです。
「生まれる前の世界」そして、
「やがて帰っていく世界」のふるさとを思い浮かべて、
共に合唱していただいたら結構かと思います。
では、Uちゃんお願いします。
―――「ふるさと」の歌合唱―――(拍手)


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「垂訓」

2023-04-09 00:50:34 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        恩師のご著書「講演集」より


            講演集、 三

        新しい道場「心のふるさと」

このたび大工さん、庭師さん、
石屋さんが一生懸命になって、
全員が自分のことのようにして、
新しい道場を作って下さいました。
私個人はすごくケチでございまして、
こういうことはようしないのです。
しかし、皆様の「心のふるさと」
と思えば、喜んで作れます。

ご寄付をお願いしたり、
強要したりすることは一切ございませんから、
どうぞご安心していただき、又、
遠方の方は来て泊っていただいたら結構でございます。
無料宿泊所でございますから、安心して泊って下さい。
その代わり、食事のおもてなしはできないのです。
お一人お二人なら何とかさせていただけますが、
十人、二十人となりますと、
家の者も大変ですから、それはご勘弁願っております。



※ご報告
ブログ名:御垂訓 URL:http://blog.goo.ne.jp/hanatenzen
ブログの開設日より現在までのトータル訪問者数、
並びにトータル閲覧回数をご報告申し上げます。
ブログ開設(2008-11-11)から本日現在(2023-4-9)までの
5,262-195=5,067日間で:(不可抗力で投稿できなかった日数を
195日として計算しています)
トータル閲覧回数    1,376,531回  一日平均=272回
トータル訪問者数     531,286名  一日平均=105名
沢山の訪問と閲覧ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。

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「垂訓」

2023-04-08 00:03:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

             恩師のご著書「講演集」より


                 講演集、 三

            相手の立場に立って見る訓練

奥さんが家庭の中で掃除、洗濯、家事、
留守の間のお付き合い一切をやってくれていても、
それに対して、「おれが働いて不自由な目をさせずに養ってやっているのに、
毎日何してるのか」と、奥さんに対してぼろくそに言います。
しかし、相手の立場に立った時は、主人の側は奥さんの一日の生活―――
主人より一足先に起きて、弁当の用意をして、お子さんがあれば、又大変です。
その一日の間に女の人がこれだけのことをしてくれるのだなと、奥さんの
立場に立った時、「ああ、女の人も御苦労さんだなあ、あんた無理せずに、
適当に一服しなさいよ」と、いたわりの言葉も出てきます。
又、奥さんもそうですね。

「私は家の用事をバタバタと精一杯してるのに、帰ってきたら、
洗濯物ぐらいちょっと取り入れてください」と言って、
主人をこき使おうとしていますが、
しかし、ご主人の立場に立った時、
「男は家を出たら、外に七人の敵ありで、
随分とご苦労さんなことです。
毎日、会社に通ってもらって、
そのおかげさんで私たちはこうして生活させてもらい、
有難いことだなあ」と思えば、
ご主人が帰って見えたら、
「ああ、ご苦労さんでございました。
お疲れさまでございました」という言葉
が出るはずです。
自分を中心にして見ると、
お互いに不足ばかりを言い合うことになります。
常に相手の立場に立って見させてもらう訓練を日々にすることですね。


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「垂訓」

2023-04-07 00:17:59 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
       恩師のご著書「講演集」より


                 講演集、 三

            相手の立場に立って見る訓練

私たちはどれほど「私は間違っていない、私は正しい」と思いましても、
五官を持つ私たちは、
すでに自己保存と自我我欲という色眼鏡がかけられていますから、
見た時、正しいと思っていても間違っているのです。
自己中心に物を見た時、もう自己保存と自我我欲の色眼鏡から逃れることはできません。
ではどうすれば、その煩悩の色眼鏡を取り外すことができるかといいますと、
これはただ一つ、相手の立場に立って見ることです。
そして、善意なる第三者の立場に立つことです。
天の立場、或いは神様の立場に立って、自分と相手を見る訓練をすることが大切です。

自分を中心にしたら、間違います。
それは、感謝を失い、不足や愚痴に囚われることになります。
ご夫婦の間でもそうですね。
ご主人が一生懸命に働いて、そして奥さんは結構に暮らさせてもらっていて、
それでいて、「私は嫁さんだから、主人が養ってくれるのは当たり前だ」と、
感謝を忘れると、主人が有難い存在だということを忘れてしまうのです。
また主人もそうです。



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「垂訓」

2023-04-06 00:33:11 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
 恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 三

            ほんとうの心の安らぎ

先の続き・・・

ところが、ちょっと叩かれても腹を立てて、
「やったな」と言って、一つやられたら三つぐらいド突きにいっています。
悪口を言われたことぐらいのことで、一言言われたら、
今度は十ぐらい言い返す人がおります。
自分のこの肉体というのは、この世限りのものです。
しかし、心はあの世、来世まで持っていかなければならない大事なものです。
肉体は物質です。

買い物に行って、お釣りが三十円或いは五十円不足していると、
「えらいことだ」と言って、取り返しに飛んでいくのですけど、
肝心の心を失うことを何とも思っていません。
しかし、このお金とか肉体とかの物質は、全部この世に置いていくものです。
持っていくのは心一つです。

その心をズタズタに傷付けて、或いは真っ黒けにして、或いはいっぱい錘を
つけてこの世を去った時には、天上にあがることができないのです。
自分の心を常に安らかに、或いは軽く、或いは広く豊かに、守るべきです。
そのほんとうの心の安らぎは、人さまへのご奉仕です。
人さまに喜んでいただいたという喜びによってしか、
ほんとうの心の安らぎを頂くことはできません。


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「垂訓」

2023-04-05 03:09:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
  
     恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 三

            ほんとうの心の安らぎ

先の続き・・・

人間は、自分がいとしいがゆえに人を責めているのですね。
人間の心は簡単にできています。
難しいと思うけれど、心の奥をつかんだら、
神様は私たちを簡単に作って下さっているのです。
「自分にとって都合の良いものはみな好き、
都合の悪いものはみな嫌い」、
これは地球上の人類全部がそうです。
動物もそうです。

自分のいとしいものを他の人がいじめた時、
自分にとって憎い人を他の人が
褒めた時、或いは庇(かば)った時、人は腹が立つのですね。
そういう法則があるのです。
私たちは平気で自分の心を苦しめます。
肉体を少しぐらいド突かれても、傷つけられても、
これはもう死んだら捨てるものです。


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「垂訓」

2023-04-04 02:15:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 三

         ほんとうの心の安らぎ

自分の家以外にほんとうの安らぎの場所はないのです。
その安らぎの場所を、
自分達が苦しみの場所に変えてしまっているのです。
結婚した当初は、皆バラ色の人生を夢見ていたはずです。
これから苦労しましょう、これから喧嘩しましょうといって、
結婚する人は一人もありません。

みな幸せなろう、幸せになろうと結婚するはずですね。
そして、大勢の方から祝福していただいて、或る場合は、
駄目だと言って反対されているのに、
親に背いてやっと一緒になりながら、
一緒になったと思ったら、
喧嘩しています。
それは互いに感謝を忘れるからです。


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「御垂訓」

2023-04-03 00:18:02 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より


             講演集、 三

         ほんとうの心の安らぎ

この世に男性として生まれ、女性として生まれ、
心から許し合い、心から甘えられ、心から任せられるのは、
夫婦というの名においてのでみです。
もし、夫婦という名以外の方に甘えたら、
これはややこしくなります。
だから、神が許された神です。

安らぎを得られるのも夫婦、
それ以外のところに安らぎを求めにいったら、
それは大変な苦しみの中にはまってしまいます。
そうならば、夫婦は万難を排して仲良くすることです。
どんな努力をしてでも、仲良くすることです。
これが幸せというものです。

自分の家庭以外に幸せの場所はありません。
どこを探しても、自分の家庭以上の安らぎの場所はないのです。
どんなにぜいたくな旅行をしましても、
どんなに豪華なご馳走を頂きましても、
三日もすれば、
「ああ、家に帰ってお茶漬けで梅ぼしやおいしいおこうこなどを
頂きたいなあ、足腰をのばしてゆっくりしたいなあ」と皆思います。


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「御垂訓」

2023-04-02 00:58:55 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓
 
   恩師のご著書「講演集」より


               講演集、 三

         自分の為に相手を「許させていただく」

先の続き・・・

「もし、そのままいられたら、また、そこへご主人が行かれます。
あなたに冷たくされて、ご主人が淋しくなって、
その女の人の所へ行きたいという心が起きてもしようがないと思います。
しかし、きちんと嫁いでっくれて、ご主人も、
もうそういう心配はないのだと言ってくれているのだから、
自分の為に主人を許させてもらいなさい」と言いますと、
「ほんとうにそうでした。許させてもらいます」と、
心に決めてくれたのです。
「そうです、そして過去を忘れなさい。
ご主人に精いっぱい甘えていきなさい。
あなたの甘える方はご主人以外にないのです。

他の人に甘えたら、絶対にいけません。
心の底からご主人に甘えていきなさい」と重ねて言いますと、
「そうさせてもらいます」と、言われました。
それから一週間ほど経って見えたら、
「嬉しい顔」に変わってしまっています。
そして「甘えていますか」と言いましたら、
「はあー、甘えさせてもらっています」とう返事です。
「もう心の底から許させてもらった時、
過去はないものと思って捨てなさい。
自分の幸せの為に許させてもらいなさい」と、
話させてもらったのです。
今はご夫婦が幸せに仲良く暮らしてくれています。


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