生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

20年前からの記憶をたどる

2020年07月14日 06時25分55秒 | 八ヶ岳南麓と世田谷の24節季72候
蓮始開 (小暑の次候で、7月12日から16日まで)
睡蓮とコウホネ(H20)

コウホネはスイレン科コウホネ属の水草。
スイレン科には8属100種類があるそうで、この仲間の水草は世界のいたる所にあるのだが、このコウホネだけは原産地が日本なのだ。なぜ、日本原産のスイレンがこのような形になったのだろうか。




名前の由来は川骨、河骨など、根背が人の背骨に似ることであり、ワサビ状の根で地下茎が白くその所々に点々と跡があり、根茎が人の背骨に似ていて、それを川の骨に例えたところからきているそうだ。「かわほね」から「こうほね」に変化したようだ。

これらの写真は、井戸尻遺跡の池のもの。
近辺に数多くある縄文遺跡の中で一番好きな場所で、ここ20年間で10回は訪ねている。
隣接の資料館には、沢山の土偶の中に特殊なものがいくつかあり、何度行っても興味が尽きない。