ハッと気づいたら、もう27日。 もうすぐ新年です。
・・・が、ここ中国では旧正月、つまり春節がいわゆるお正月なので、1月1日はごくごく普通の一日にすぎません。
北京人の知り合いも、「まあ、3日間くらいは休みになるから、端午節とか中秋節とかと同じような感じかな」と、日本人からするとあまりにも軽すぎる扱いなのでした。 (お月見と一緒かい・・・)
というわけで年末も相変わらずやれ中国語だ、二胡だ、薬膳料理だ・・・と出歩く毎日が続いています。
二胡は実質レッスンが始まったのが7月だったのでちょうど半年たちました。
相変わらずおこちゃま向けの教科書を使っていますが、D調、G調に続き、今日からF調のレッスンに。
こうして徐々に弾ける曲が増えていくのが楽しくて、家で練習を始めるとあっという間に2時間、3時間・・・。
先生のお手本をひたすらエンドレスで流し、それと同じ音が出るまで延々繰り返します。
まだまだビギナーなのでそんな単調な練習ばかりなのですが、とにかく楽しくて(もちろん上手く弾けなくてちょこちょこイラっとくるけど)、今年一番の収穫は二胡を始めたことかも・・・と思えるほどです。
さて、さすがに二胡を持っている時はありえないけど、相変わらずタクシーを避けたい、でも交通がイマイチ不便という場所に行くときは、自転車に乗っています。
この間は。
朝からこんな気温だったのだけど、窓を開けてみると案外耐えられそう。
気温だけ見るとびっくりしちゃいますが、慣れてきたのか風がない日は意外と大丈夫なんです。
そこの君も、真冬の北京を自転車で走ってみないか!
・・・が、思わぬ落とし穴がありました。
駐輪場に自転車を停めて、さて鍵をかけましょうかとチェーンの金属部分に触った瞬間。
!!!!!
全身モコモコで完全防寒状態だったにもかかわらず、うっかり鍵をかけるために手袋をはずして触ってしまったのです。
カッチカチの氷を触ったような、冷たいを通り越して痛~い!!!という感触。
教訓:真冬は手袋をはずしちゃダメ、絶対!
そんな真冬の北京でも自転車やバイクに乗ってる人は結構いらっしゃいまして、中でも羨ましいのは。
こんな防寒用具。
左の自転車(バイク並みの速度がでる中国の電動自転車です)、ハンドルにはもこもこカバー、そしてオレンジ色の物体は、脚の防寒用カバー。
片足ずつ装着するやつもあり、いいな~私もほしいな~とその話を北京人の友達にしたところ。
「電動自転車やバイクならともかく、普通の自転車で着用している人を見たことがない。 暖かいやつを選ぶとその分重たくなるし、結局不便なだけやん」
と、一蹴されてしまいました。
そんなわけで、極寒の北京。
便利さと寒さを天秤にかけ、今日も自転車に乗るか乗るまいか悩むのでした。