敦煌の旅2日目。
郊外をぐる~っと周ったその日の最後は、敦煌市内の市場へGO!
沙州市場。
・・・は、観光客向けというより、見たところ。
敦煌市民のお買いものスポット。
やたら靴やらスリッパを目にしたけど、そんなに靴を頻繁に買い替えるのだろうか?
こちらは生活用品店。
夏だから扇風機もね!
ここに来たらなんでも買える!
・・・そんな気分になるような沙州市場だけど、なんと言っても一番インパクトがあったのは。
素敵なルームウェア。
・・・いやいや、お出かけ用のワンピかもしれない。
市場と言うからには当然、日々の食材も豊富に並んでいまして。
どれもこれも美味しそう!
そんな何でもありの沙州市場のすぐ脇には。
なが~い1本の道。
ここに所狭しと露店がずら~っと並んでいます。
お土産屋さんも、ずらっとね。
敦煌特産、“夜光杯”。
月明かりの中うっすら光り輝くことからこの名がついたとか。
いっぽうこちらは、干しぶどうやナツメなどのドライフルーツやさん。
敦煌には葡萄畑もあり、このエリアで購入した干しぶどうは濃厚な甘みでとってもうまうまでした!
さらに、露店以外には。
テーブル!?
そうです。
屋台も並んでお食事タイム!
・・・なんだけど、やたらうるさい。
というのも、ここでは食べながら歌も歌っちゃおうぜ!というコンセプトなのか、テーブルの客がマイクを片手に大音量で熱唱中。
もう少し静かに夕食を楽しみたい私たちは・・・。
敦煌夜市へ。
真ん中のお食事エリアに座ると、各テーブルの担当がやってきて注文をとってくれます。
た~くさん並ぶ屋台&店舗のどのメニューも運んでくれるとのことで、メニューを見ながら数点注文。
でもでも、まずはビールだよね。
はい! ビール!
・・・・・と、テーブル担当のお姉さんがジョッキを取り出した瞬間、固まる私たち。
このジョッキが、どこから出てきたかと言うと。
まさかの、この、赤いバケツから。
・・・・・うそやろ?
(ショックを画像で表してみました)
バケツの中の水がしたたるジョッキに平然とビールをそそぐおね~さん。
幸い、夫のビールは注がれる前だったので、
「こっちは缶から直接飲むからジョッキはいらん!」
と激しく拒否し、この時点で犠牲は私一名となりました。
めでたし、めでたし。
・・・ってめでたくないか。
帰宅後もお腹を壊していないことを考えると、毎日の北京暮らしの中で(つかなくてもいい)免疫がついてしまったのかもしれません。
さて、肝心のごはんです。
敦煌の名物とかいう麺。
なんというか、ミートソースを初めて見た人が見よう見まねで作ったらこんなのになりました・・・・風の一品でした。 これはこれでまあまあ美味。
あとは、北京でも食べられるような中華。
そしてこちらは、敦煌の野草なんだとか。
白い部分は、調理前は綿花のようにふわふわしていたらしい。
(食べてみると、おからのような食感でした)
そんなこんなで、敦煌夜市での晩御飯はおしまい。
郊外をぐる~っと周って自然の素晴らしさ、雄大さに驚愕した一日だったけど、その日の最後に。
別の意味でびびらせてくれた夜市ジョッキ事件でした。