大連には、今も路面電車が走っています。
しかも。
こんなレトロな!!!
日本の統治時代に敷設されたという路面電車。
是非とも乗ってみたい!
というわけで。
大連駅前にある路面電車のホームで待つことしばし。
来ました!
電車! 来ました!!!
・・・?????
あれれ???
なんか、新しくない???
そうなんです。
路面電車は旧型車両と新型車両があるらしく。
新型車両、めっちゃ快適。
しかも 運賃1元(約15円)。
・・・っとうっかり、この快適さに満足してしまいそうになりましたが、やっぱりレトロなのに乗りたい!
滞在中、何度かこの路面電車を利用したのですが、ようやく。
このタイプの電車がやってきました~!
レトロとは言え、ちゃ~んとICカードの機械は設置されています。
(が、私たちは現金で1元を・・・)
車内はこんな感じ。
木造の車内、座っているだけで嬉しくなってしまう・・・。
(ただし、お尻は少々痛し・・・)
路面電車のうち201路は、上記の赤丸で囲んだ『大連駅』をまたぐと更に1元支払う必要があります。
大連駅を超えると、乗客がいそいそとICカードをかざし始めたので、おいおい何事かと思っていたら。
追加の一元、払えよ~!!!
と、車掌さんが車内を(と言っても一輌だけ)チェックして周ったのでした。
ICカードのあるドア付近。
手書きの “下” の字は、ここは“下車”専用のドアですよ~の意味。
手書きというのが、なんとも味わい深い・・・。
(しかも一部消えてて、最初、アルファベットの“T”ってなに!?と思ってしまった)
大連駅を過ぎると客はぐっと少なくなり。
ますますその、ゆったりした時間を満喫できます。
いよいよ、201路の終点へ。
路上で何やら、乗務員が作業中。
終点では乗務員が線路を動かすことで、車両を切り替えているらしい。
そんな作業ひとつひとつも、なんだか味わい深いのでした。
ところで。
この写真でもわかりますが、路面電車は道路の中心部分を走っています。
つまり、中央分離帯付近を走っているわけ。
なので、中央の車線部分にバス停がある時は良いのですが、それがないバス停では、バスが近づいてきたと同時に。
人々が走る車をかき分けて、道路の中央まで移動して待機しなければならない!!!
というわけ。
降りる時も、道路のど真ん中で降りるので、
めっちゃ左右確認して、車をかき分けかき分けしながらようやく歩道までたどり着く
というわけ。
レトロな見かけと相反して、なかなかサバイバルな大連路面電車なのでした。
続きはまたこんど。