ささやかな幸せ

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「吟遊詩人の世界」

2024-12-02 15:32:00 | 美術鑑賞
「吟遊詩人の世界」 2024年9月19日-12月10日 国立民族学博物館
時間=10:00-17:00  休館日=水曜日

エチオピアの吟遊詩人 アズマリ
 各地を広範に移動し、詩歌を歌い語る「吟遊詩人」は、古くから存在した。王族や貴族の系譜の語り部、戦場で兵士を鼓舞する楽士、権力者を揶揄する批評家、道化師、庶民の代弁者、ニュースを伝えるメディア、門つけ芸人。畏怖の対象にされたり、社会の縁に追いやられたりした吟遊詩人の世界。 
 西洋はなく、東洋の吟遊詩人を紹介、ちなみに日本は、瞽女(ごぜ) 現代にも吟遊詩人がいることを知って驚いた、また、吟遊詩人が現代のラッパーに続くのがおもしろいと思った。

エチオピア

お弁当箱 お洒落


弦楽器ヴェゲナ 大きい

インド

鍵盤楽器ハルモニウム  水色部分が空気を送るところかな

ポト絵 絵語り師ポトゥアが絵を見せてコロナウイルス対策を教えている

日本 

瞽女 娯楽の少ない農村に唄を届けるエンターテイナー

モンゴル トーリチはモンゴルの吟遊詩人

トーりチ衣裳と弦楽器トプショール 

シャーマンの衣裳、太鼓とばち モンゴル シャーマンは韻を踏みながら歌い語る

コートジボワール グリオは、13世紀に誕生し栄えたマリ帝国の建国物語である「スンジャタ叙事詩」を語る吟遊詩人
 
グリオのステージ衣装 

グリオのステージ衣装 美しい

グリオの楽器

「国立民族学博物館」
 所蔵品多い。おもしろいと見ていたら、数が多すぎて時間は足りないし、疲れるし。


石貨 ミクロネシア 


羽毛貨 ソロモン諸島 鳥の羽でできたお金


海図 マーシャル諸島 貝は島、枝は海流やうねりを表しているらしい


人肉食用フォーク ひぇ~。大人への通過儀礼や相手の力を自分に取り込むために人肉を食べたらしい。


シェラー オーストリア チロル地方のカーニバルの仮面と衣装。なまはげみたいな行事をするらしい。絵本『ウルスリのすず』を思い出す。

バター作り用具

フランス ハンドルを回し回転するやり方

フィンランド 攪拌棒を上下するやり方

揺らす方式

ブータン バター作り皮袋 床で揺らして作る。牧畜で移動が多いため、携帯性に優れたものが重宝されたらしい。


馬頭琴 モンゴル 『スーホの白い馬』を思い出す


日本 目の病を治す願掛け用の絵馬。Snow Manファンの私は、どうしても「めめ(目黒くん)」と思ってしまう。
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