茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

ハンドベルの演奏は良かったが、、

2019-12-22 03:14:06 | Weblog
クリスマス音楽主体のハンドベルとパイプオルガンのコンサートを聴きに
川崎まだ行ってきた。

ハンドベルの音色は清らかに澄んでいて心洗われた。

それに対してパイプオルガンの演奏は、、
まるで工事現場にいるようだった。。
煩い!
早く鳴り止んでくれ、、
そう願い続けた。

ちゃんとした実績のある演奏家のようだが、、
私にはムリだ。
かろうじて控えめに演奏している時は耐えられたが、
全力で演奏している時はひたすら苦痛だった。。

電気的な音がキライなのだ、自分は。
先日の古澤さんのバイオリンコンサートでも
共演者のエレクトーンの音に耐えられなかった。
古澤さんもなんで、わざわざこんな美しくない音と競演するんだろ?
と音楽があまり楽しめなかった。

それにしても、ハンドベルの演奏はスゴイ!
何がスゴイって、間違えずにちゃんと演奏するとこだ。

よくクリスマスにイベント会場なので演奏されるハンドベルは、
両手にハンドベルをも持ち、自分の音の番が来たら
チャリーン、と鳴らせばいいだけだが、
このプロのハンドベル演奏者は僅か9人で6オクターブもの音を
奏でないと ならん。

その奏でるハンドベルは演奏者の前にキレイに並べられているから、
てっきりピアノの鍵盤と同じように並べられているものかと思ってたら、
いやいやトンでもない。
確かに3オクターブ分ぐらいは高音から低音までほぼ順番に並べられているようだが、
残り3オクターブ分、ここが問題。
バラバラらしいのだ。

演奏する曲が決まった段階で、まず紙と鉛筆で、音符とにらめっこで誰がどの音を担当するか、
決める打ち合わせ、これが大変らしい。
自分の担当の音がすぐ次の音に重ならない様に決めるのだが、
一度決めてもうまくいかずイチからやり直すことも良くあるようなのだ。

なので演奏者の前に並んでいるハンドベルは自分の演奏する音が並んでいるのだ。
演奏する曲ごとに準備が始まり皆、自分のハンドベルを都度、
後ろのテーブルから選んで目の前に並べ変える。

いや、それ、もし選び間違えたら?
自分の演奏する音を持ってき忘れたら?
更に演奏の時はもっと大変だ。
素早く持っていたハンドベルを置いて
他のハンドベルを取りに行く。

整理整頓出来ない人間には
コレ無類じゃね?
私は一度持ったハンドベルを元の同じ位置に戻す自信は無い。
秒単位で置いたり持ったりを繰り返す、
その動作している内、ハンドベルの置き場はごちゃごちゃになり、
そうすると正しい音が選べず違う音を鳴らしてしまい、
挙句の果てには、うろたえハンドベルをひっくり返す、
そういう結末になっていきそうな予感がする。

少なくとも服を脱いだら脱ぎっぱなし、
そういう人間にはこの所業は出来ん、と見た。

秒刻みで一音を鳴らす毎に
キチンと整理整頓してるからね、ハンドベルの演奏は。

プロってスゴイな、
そう思った。


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