茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

心中なんて言葉は無くすべきだ

2021-02-09 22:27:35 | Weblog
NHKでコロナ禍で心中する家族が増えている問題を問りあげていた。

夫婦が、親子が心中、
この心中と聞くと私達、日本人には切ない思い、痛ましさ、
そういった思いを感じながら受け止める。
でも、違う、
これは殺人と自殺。
犯罪なんだよ、同情に値しない。

心中した親子。
娘は死ぬ直前にバイトの勤務日程の希望日を提出していた。
これっぽっちも、これから続く日々に終わりがくるとは考えてなかった。
それを突然、閉ざしたのは父親だ。

鬱に陥っていたのは同情する。
でも、それと、これからの未来を見据えて努力している娘の命を
勝手に閉ざしてしまう権利など、たとえ父親でも、ありはしない。

生きようとしている人の命を奪ってしまったのは、
紛れもたく殺人であり、大罪だ。
裁かれるべき犯罪。
被疑者死亡のまま罪に問われるべき事件。

もう一組の夫婦も、妻は死を考えていたとは思えない。
将来を一方的に悲観した夫が妻の命を奪い自殺。

心中という言葉で事件を報道される限り、
誰も犯罪だという認識を抱かない。

心中なんて言葉は無くすべきだ。
死さえも美化させる、この言葉の為に罪の意識を感じさせずに
いつの時代にも続いていってるではないか。

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