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’80年代アイドル特集の第12弾は、七瀬なつみさん。アイドルのイメージは薄いかも知れないけど、高3のときに週刊ヤングジャンプの『ビーチギャル・コンテスト』でグランプリを獲得されたのがデビューのきっかけだから、スタートはグラビアアイドル。
22歳の頃に映画『桜の樹の下で』(’89) でオールヌード&濡れ場を披露され、今回の『ゴリラ/警視庁捜査第8班』へのゲスト出演はその直後と思われます。
’93年に日テレの『はだかの刑事』で世良公則さんや室井滋さんと一緒にレギュラーの刑事を演じられたほか、『はぐれ刑事純情派』『おみやさん』『相棒』『警視庁捜査一課9係』等々、テレ朝系の刑事ドラマに出演されることが多い印象です。
北海道ロケ編である今回、ロングラン花火大会で知られる洞爺湖が舞台ってことで、地元の花火職人役で石原プロ所属(当時)の御木裕さんもゲスト出演。
『西部警察』シリーズで新人刑事「ジョー」を演じてた頃は信じられないくらい演技が下手だったけどw、『あぶない刑事』のレギュラーを経て今回、いくらか役者らしくなられてます。少なくとも谷川竜くんよりは。
☆第32話『洞爺湖の女』(1989.12.10.OA/脚本=永原秀一/監督=吉田啓一郎)
ストーリーは、今回もあって無いようなもの。ひき逃げ事件を目撃しちゃった七瀬さんが犯人に命を狙われ、恋人の御木さんを頼って札幌へ逃げるも、資産家の息子である犯人は殺し屋を雇って執拗に追跡!
ってことで第8班が札幌へ出張、例によってスポンサー関連の企業を紹介しながらドンパチを繰り広げます。
とりあえず、新入りの美奈子さん(田中美奈子)と眼が合うとすぐ鼻の下を伸ばす倉本班長(渡 哲也)に、伊達(舘ひろし)と風間(神田正輝)が苦笑いw
そんな美奈子さんの温泉入浴シーンが一番の見どころになってます。アイドルゆえ胸の谷間すら見せてくれないのは仕方ないにせよ、せめて脇の下をもうちょい見せるべきだった!
それにしてもこの3人。いつでもどこでもキメキメ、いつでもどこでもサングラス。似合ってるからいいようなものの。
二番目の見せ場は、洞爺湖におけるボートチェイス&銃撃戦。ボート上で倉本班長がM16アサルトライフルをフルオートでぶっ放し、敵の雑魚どもを皆殺しにします。いい時代でした。
しかし今回、クライマックスは銃撃なし! 七瀬さんが自らオトリを買って出て花火大会に殺し屋を誘き出し、第8班が人混みの中でそいつを見つけ出し、素早く、何事も無かったかのように排除するという、大量の打ち上げ花火をバックにした静かなる闘い。
たしか前年放映の『もっとあぶない刑事』でも、刑事たちが図書館内でいっさい物音を立てずに凶悪犯を逮捕する、異色の回がありました。ドンパチはもちろん好きだけど、たまにこういう渋い演出があるとまたシビれます。好きだな、ハズキルーペ。
そして最後はGメン歩き。『西部警察』じゃ定番だったけど『ゴリラ』はこれが初めて? こんなキメキメの集団が歩いて来たらおっかないし、そもそも公道で横並びは危険でハタ迷惑です。きゃっ!
というワケで七瀬なつみさんのセクシーグラビア。素晴らしい!
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