ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

「ひとすじの光」

2024-03-22 20:50:19 | 日記

腎臓が腫れてる状態だというのに、なんとか2週間、仕事を乗り切りました。結石の痛みが引いてる時でも、動き回ると激しい動悸&息切れでメチャクチャしんどいのに、我ながらよく頑張ったと思います。

こないだの日曜日はそのシワ寄せで、朝からキツい頭痛と吐き気に見舞われ、それがようやく治まったのが月曜日の朝方。ほとんど眠れてない状態で母を病院の定期診断→介護施設へと連れていき、午後から出勤予定だったけどさすがに力尽きてその日はキャンセルしました。

火曜日は午後からオペ&入院の説明を受けるため、午前中だけ働いて早退。

オペは左の腎臓なんだけど、先週から右側の腎臓もちょっとシクシクしてることを伝えると、ただでさえ“塩対応”のドクターに「なんですぐに来なかった!?💢」と怒られちゃいました。

もし左右両方の腎臓が石で詰まったら“腎不全”になりかねないから「話が全然違って来るやろ!💢」って事らしく、確かに私が呑気すぎたのかも知れないけど、病気で苦しんでる患者にそこまで厳しく言う必要があるんですかね? まるで刑事と容疑者みたいなパワーバランスで、これが‘70年代なら殴られてるんですか、わたし?



で、結局レントゲンの再撮影とエコー検査も受けて、確かに結石は右腎臓にもあるけど引っ掛かってるようなデカイのは無い(オペは予定通り左側だけ)というご診断。まあ、透析治療みたいな大事にならなくて良かったです。

それともう1つ、めちゃくちゃホッとしたのが、チンコの先から胃カメラみたいなのを入れる“内視鏡オペ”を10年前は麻酔無しでされたんだけど、今回は半身麻酔を施してくれると判ったこと。だったらなぜ10年前はしてくれなかった!?💨💨

麻酔の副反応でごく稀に深刻な障害を負う場合があるから、10年前の主治医はそのリスクを避けたのかも知れません。確かに、麻酔しないと耐えられないほどの痛みじゃない(たぶん脊髄に打つ半身麻酔の注射の方がずっと痛い)んですよね。



だけど前にも書いた通り、あの感触は本当に例えようのない気持ち悪さですから、それをまた味わわなくて済むだけで大きな救いです。

ただし! 10年の間にすっかり忘れてたことが1つ。内視鏡を入れる前に“尿管ステント”っていう、石を流れやすくする為&炎症を防ぐ為のチューブを入れられるんだけど、それは術後も入れたままにされ、1ヶ月後にまた抜いてもらわなきゃいけない!

それは確か日帰りの治療で済むはずだけど、チューブを抜くだけなら今回もノー麻酔かも知れない。いや、確実にノー麻酔でしょう。やっぱり気が重い!

ムスコをさんざん晒し者にされるのは、さすがにこの歳になるともう恥ずかしくないけど、あんな横柄な医者にムスコを預けるのもやっぱり気が重い。私は“下”に関する悪さは一切してない筈なのに、なんでこんな罰を受けなきゃならんのか?

なんにせよ、あさっての日曜日に入院、月曜日に手術です。退院までおそらく1週間ほど。頭痛で文字を打つ気力が湧かないかもだけど、レビュー記事の画像だけ準備して行くつもりです。

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『三つ首塔』1956

2024-03-16 21:21:57 | 探偵・青春・アクションドラマ

先日、いにしえの時代劇スター・片岡千恵蔵さんが金田一耕助を演じられた1950年代の映画『獄門島(総集編)』と『三つ首塔』がCATV「東映チャンネル」で放映されました。

普通ならメジャータイトルの『獄門島』をレビューするところだけど、殿下(小野寺 昭)と山さん(露口 茂)の再共演が見られたテレビ版『三つ首塔』(’88) を最近レビューしたばかりなので、比較したくてこっち(’56年公開の東映作品)を選びました。

最大の違いは言うまでもなく、アメリカかぶれかよ!?と言いたくなる金田一探偵のスーツスタイル。



おまけに助手として白木静子(高千穂ひづる)という美女を連れ回し、恋愛関係まで匂わせてる!

これの一体どこが金田一耕助やねん!?って我々世代は思うけど、金田一が原作通りにモサモサ頭の袴姿で登場する映像作品は、石坂浩二さん主演の角川映画『犬神家の一族』(’76) が最初なんですよね。

1947年公開の『三本指の男』を起点とする金田一シリーズは、そもそも時代劇スターだった片岡千恵蔵さんのイメージチェンジを目的に創られたもので、それが人気を博して足かけ10年、全6作(この『三つ首塔』が最終作)が公開され、やはり最近レビューした高倉健さんの『悪魔の手毬唄』(’61) 等にもこういうアメリカンな作風が引き継がれたのでした。



そんなワケで、まずはキャストの比較から。


殿下バージョンで松原千明さんが演じたヒロイン=宮本乙弥に扮するは、ファミリーで出演されてた歯磨き粉(ライオン社のホワイト&ホワイト)のCMもお懐かしい、中原ひとみさん。


山さんが演じた乙弥の叔父=上杉教授役は、宇佐美淳さん。殿下バージョンではこのキャラが真犯人(たぶん原作通り)だったけど、本作では別キャラに変更されてます。


大門くぅ〜ん!の庄司永建さんが演じた弁護士役は、角川映画の金田一シリーズにもよく出られてた小沢栄太郎さん(当時のクレジットは小沢栄)。


角野卓造さんが演じた等々力警部役には、佐々木孝丸さん。


そして古尾谷雅人さんが演じたレイプ魔=自称“堀井敬三”こと高頭俊作役はなんと、のちに『太陽にほえろ!』で七曲署の2代目署長となる、南原宏治さん(当時のクレジットは南原伸二)。めっちゃ二枚目!


殿下バージョンの(つまり原作に近い)高頭俊作は、いきなり途方もない額の遺産相続人に指名されて命を狙われる乙弥を護りたい一心で、正体を隠しつつ彼女と会うたびにレイプしてたけど(なぜ!?)、千恵蔵バージョンの俊作はただニヒルを気取るだけで(それでも“なぜ?”だけど)ハレンチなことは一切してくれず、つまんないですw

そこは中原ひとみさんの……いや、たぶんBIGスター・片岡千恵蔵さんのイメージに忖度しての処置かも知れません。

あの頃のスター俳優はとにかく公明正大、清廉潔白、質実剛健、ひたすら立派でカッコいいヒーローを嫌でも演じなきゃいけなかった。だからこそのスーツ姿なんでしょう。

なにせ千恵蔵バージョンの金田一耕助は夜の繁華街で悪人たちと大立ち回り(もちろん一方的に圧勝)を繰り広げ……



おまけに美女を横に乗せてのカーチェイス!



そして当たり前のように銃撃戦!(もちろんピストルは常時携帯)



極めつけはクライマックスの謎解きシーン。なんと“三つ首塔”の神主にわざわざ変装し、一瞬でスーツスタイルに早変わり!



イメチェンの為に創ってる映画の筈なのに、ここに来て急に時代劇の“お裁き”口調。これの一体どこが金田一耕助やねんっ!? だけど、面白い!w

ファンサービスなのかご当人のワガママなのか知る由もないけど、この1シーンで片岡千恵蔵さんを好きになっちゃいました。



そうして颯爽と事件を解決させ、車掌さんの「切符拝見」も懐かしい汽車でモダンシティへと還っていく金田一耕助。

なんだかんだで結婚することになった乙弥&俊作のイチャイチャ姿を眺めながら、助手の静子さんとこんな会話を交わすのでした。



「白木くん、いい景色だねえ」

「うふふ、本当に。いい景色ですわね」

つまりこの2人もいずれは……っていう暗喩なんでしょう。これの一体どこが金田一!?って、文句言っても仕方ありません。このシリーズは横溝正史原作のミステリー映画じゃなく、あくまで片岡千恵蔵さんのアイドル映画なんだから。

そう割り切って観れば見どころ満載!

まずは、和洋中が入り混じったあの時代ならではのファッション。まるで『ブレードランナー』みたい!



’70〜’80年代の刑事ドラマでも活躍される稲葉義男さんもなにげに出演されてます。



そしてあの時代ならではの風俗。

見たことないデザインのラジオ。




COLTなのかS&Wなのか判然としないリボルバー。



レトロカーの数々。



個人的に“青春時代”を想起させる、8ミリフィルムのカメラと映写機。

一見地味だけど脱いだら凄そうな、高千穂ひづるさんのおっぱいも!


というワケで今回の締めは、高千穂ひづるさんと中原ひとみさんのブロマイド。現在の若手女優さんたちには無い“気品”を感じます。


 

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「本日、完全休養」

2024-03-13 10:20:16 | 日記

手術の話の続きです。一昨日(月曜)に大病院で診察&検査を受けた結果、今月25日に入院、26日に内視鏡のオペを受けることに決まりました。まだ2週間も先です。

こちらとしては、それまでこの激痛に耐えろっちゅうんかい!?って話だし、何より職場にかける迷惑を最小限にしたいから、即日にでも手術して欲しかったのに。

その医者がまた見るからに冷血漢な感じで、「それは難しいですね」と眼も合わさず突き放すような言い方をする。

「それまで仕事を続けて大丈夫でしょうか?」と尋ねても「熱が出たら即入院だから」と一言返すだけ。昨今、そういう判断は自己責任に委ねるルールなんでしょうけど、それにしたって言い方ってもんがあるだろ?

こんな医者に、あの地獄の内視鏡手術(簡単に言えば、チンコの先から胃カメラみたいなのを麻酔なしで入れられる)をされんのかと思うと、ますます暗澹たる気持ちになりました。

つくづく、私はいつも医者に恵まれない。父と母の主治医はそれぞれ患者に寄り添ってくれる優しい先生だっただけに、尚更そう思っちゃう。私自身に医者から嫌われる要素というか、空気みたいなものがあんのか?って。こちらは丁寧に接してるつもりなんだけど。



とにかく、入院までの2週間ずっと休んでるワケにはいかんので、自分の体調と相談しながら仕事は続けてます。

不思議なもんで、日曜日までは座薬を使わないと耐えられない痛みが続いてたのに、月曜日になっていくらか緩和し、ロキソニンで何とかしのげるようになりました。(結石がいくらか移動したんでしょう)

だから仕事は続けてますが、爆弾を抱えたままなんで体力の消耗が激しく、息を切らしながら月〜金の5連勤はさすがにヤバい(病状を悪化させてしまう)と思うんで、折り返し点である今日(水曜)は休ませてもらうことにしました。

同僚も上司も「無理はしないで」「なんなら手術までずっと休んでくれても」って言ってくれるけど、昭和世代にはそれが出来ない。

もちろん痛みがまた酷くなったら考えるけど、ロキソニンでしのげる程度ならスローペースでも働きます。



そんなワケで本日は完全休養。言わば身体を休めることが仕事ですから、出来るだけ動かず、睡眠を取ろうと思ってます。

と言いつつこうしてブログを書かずにいられないのが困ったもんだけど、好きなことをやってストレス発散するのも大事かと。


 

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『刑事/蛇に横切られる』1995

2024-03-10 17:38:40 | 刑事ドラマ'90年代

1995年7月1日にNHK総合テレビ「土曜ドラマ」枠で放映された、早坂暁 脚本&高倉健 主演による単発スペシャルドラマが先日、CATVの「日本映画専門チャンネル」で放映されました。

日本を代表するムービースターである高倉健さんが、テレビの刑事ドラマに主演された唯一の作品となればレビューしないワケにいきません。(そもそもTVドラマは単発3本、連ドラ1本にしか出演されてない!)

しかも脚本が『七人の刑事』『夢千代日記』『花へんろ』『必殺からくり人』など数々の名作で知られる早坂暁さん! だからこそ健さんもオファーを引き受けられたんでしょう。

そのうえNHK制作ですから社会派の重厚なドラマを想像しちゃうけど、観たらエンタメ要素もしっかり備えた健さん版『太陽にほえろ!』と言っても過言じゃない作品になってて、私は感激しました。

いや、しかし暗い過去を背負った主人公のキャラクターと、ラストに流れる小林亜星さん作詞・作曲による主題歌を健さん自ら唄われてる図式は、『太陽〜』よりも倉本聰 脚本&渡哲也 主演の『大都会/闘いの日々』に近いかも知れません。



健さんが扮するのは、警視庁捜査一課で主任を務めるベテラン刑事=秋庭 実。

秋庭は13年前、逮捕した男の逆恨みにより妻=素江(田中好子)を目の前で刺殺され、そいつを即射殺したせいで所轄に飛ばされ、最近ようやく本庁に復帰したという設定。

↑この秋庭刑事の使用拳銃がまた渋い! S&W M10 ミリタリー&ポリス.38スペシャル (略してミリポリ) の2インチ・オールドタイプ!

私ことハリソン・フォード氏も映画『刑事ジョン・ブック/目撃者』(’85) で愛用したリボルバーであり、仮の姿たる私自身がコレクションの中でも一番好きかも知れない、コクサイ社製モデルガン(↓)がベースになってます。



健さんがハリソン・フォード氏を意識して、というか私を見習ってチョイスされたのかどうか知る由もないけど、主役の刑事がミリポリの2インチ(しかもオールドタイプ)を愛用した日本のTVドラマはかなりレアだと思います。たぶんベテラン感や武骨さを強調してのチョイスでしょう。



で、秋庭を囲む刑事たちを演じるのが、寺田農、谷啓、梨本謙次郎、河合美智子、重松収、津嘉山正種、井川比佐志、小林稔侍etcといった錚々たるメンツ。

あとでご紹介するチョー豪華な女優陣にせよ、NHKだからこそ可能なキャスティングである以上に「早坂暁 脚本&高倉健 主演」のドラマならノーギャラでも出演したい!って、俳優なら誰でも思ったことでしょう。



ストーリーは至ってシンプル。秋庭が飛ばされた所轄署で特に可愛がってた後輩で、きっとパソコンが得意だったに違いない村沢巡査(石原良純)が交番で刺殺され、拳銃を奪われてしまう!

もちろん身内の裏切者やどんでん返し等のゲーム要素は一切なく、怒り心頭の健さんたちが地道な捜査で真犯人を突き止め、炙り出し、追い詰めていく“燃える展開”で魅せてくれます。これぞ真の刑事ドラマ!



最後は西部劇さながらの“一発必中”で二人組の犯人を仕留める健さん!

     「村沢、お前を刺したヤツはどっちだ?」

こんな健さんが見たかった! それもテレビの刑事物で!っていう、創り手の想いがストレートに伝わって来ます。だからヒネリは不要、と言うより邪魔にしかならない。

このあと健さんが犯人を射殺したか否かは描かれてないけど、エピローグを観るとクビや降格にはなってなさそうで、たぶん13年前と同じ轍は踏まなかった。“蛇に横切られる”(スピリチュアルな意味で“変化が訪れる”)っていうサブタイトルは、それを暗喩してるんだろうと私は解釈しました。

↑こんな場面も「老体に鞭打って自転車を漕ぐ健さんが見てみたい」ってな発想から生まれたに違いありませんw 無論、ちゃんとストーリー上の意味があるんだけど。

いや〜素晴らしい! 私は幼い頃からテレビっ子で刑事物マニアだけど、絶え間なくそうだったワケでもなく、映画に興味が移ったり忙しかったりでほとんど観てない時期もあり、こんなドラマが放映されたことは今の今まで知りませんでした。

素晴らしいのは健さんだけじゃありません。先にも触れた通り、NHKさんでなければ実現しなかったであろうチョー豪華な女優陣!

まずは、健さんの妻=素江に扮した元キャンディーズの、田中好子さん。麗しい!



そして夫の元マイコン刑事が殉職して未亡人となった村沢光子に、紺野美沙子さん。初々しい!



事件を解決に導く重要な目撃者にしてキャビンアテンダントの真弓に、景山仁美さん。色っぽい!



右も左も分かってない新米刑事なのに、なぜか次々と有力な手掛かりを掴んじゃうラッキーガールの紅崎七穂子に、河合美智子さん。可愛い!



そして健さんの一人娘で、新聞記者の一條(西村和彦)と婚約中の秋庭宮子に、鈴木京香さん。美しすぎる!


というワケでセクシーショットも豪華ラインナップ。田中好子さん、紺野美沙子さん、河合美智子さん、鈴木京香さんです。


 

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「大激痛/闘いの日々」

2024-03-09 16:16:10 | 日記

一昨日(7日の木曜夜)にアップした、イメージビデオのレビュー冒頭に近況報告を書いてたのですが、変態揃いのブログ事務局に速攻で消されちゃいました。

なので読まれてない方も多いと思うので、以下に冒頭部分のみ再掲載し、そのあとに続報も追記します。まったく個人的な日記ですから、興味ない方はスルーして下さい。

☆☆☆☆☆☆☆

記事の更新が週1ペースにまで落ちてるのは、ふだんより力の入ったレビューが続いたせいもあるけど、体調の悪化に拠るところが大きいです。

ほぼ1ヶ月間続いた職場のクラスターがやっと収まり、日常に戻って気が抜けたのか、1年ぶりに腎臓結石の痛みが先週末から出てしまい、それが多少の波はありつつも今日まで続いてて、今週はずっと強力な鎮痛剤(座薬)で痛みを誤魔化しながらのハードワークとなりました。

これはもう、同じ病気を抱えた人にしか解らない、想像を絶するほどの痛みです。あまりの痛さで身体がショック状態となり、食べ物ばかりか飲み物まで(つまり薬も)ぜんぶ吐いちゃうから座薬を使うワケです。

その座薬のストックがもう無くなるので、明日、有給休暇を使って泌尿器科へ行って来ます。



ご本人や子供さんの体調不良でしょっちゅう休む同僚が多い中、公休日と介護休暇(母の診察日)以外は「休まないこと」だけが私の取り柄だったもんで、悔しいです。

けど、もし重症化して倒れたら職場に迷惑どころか我が家の破滅にも繋がっちゃうから、今回は自ら希望して手術を受けようと思ってます。ずっと爆弾を抱えてるようなもんですから。



クラスターの最中から「血尿」というサインは出てました。尿道へと流れ始めたときに激痛が走り、尿と一緒に排出されるまで延々と痛みが続くのが腎臓結石(あるいは尿路結石)なんだけど、極端に疲れた時なんかも反応するんですよね。

それだけこの1ヶ月間はハードでした。とにかく睡眠をとって体力維持に努めつつ、それでも前回や前々回みたいに凝ったレビュー記事をアップするんだから、どんだけ好きやねんって話でしょう?



内視鏡手術となれば入院確定ですから、その時はまた毎日更新したいと思ってます。1年前に体験談を書きましたが、内視鏡のオペは地獄です。だから避けて来たけど、もう逃げられない。今後のために受けるしかありません。

☆☆☆☆☆☆☆

以上が一昨日(木曜日)の近況報告。で、翌日(つまり昨日の金曜日)にかかりつけの泌尿器科で受診したところ、けっこうデカい石が腎臓から尿道へと繫がる部分に2つ(!)引っ掛かってて、炎症を起こしてることが判明。サイズから見て、自然に排出される可能性は低いだろうとのこと。

その石がまた腎臓内に戻ってくれたら痛みは治まるけど、いつ起動するか判んない爆弾を背負ったまま日々を過ごしていく事になる。

やっぱり手術を受ける事にしました。かかりつけの泌尿器科にはその設備がなく、休み明けの月曜日に隣町の大病院で再び診察&検査を受けてから、具体的なことが決まります。それまでは座薬で痛みを誤魔化すしかありません。



どうせ手術を受けるなら1年前(プータローだった時期)に受けときゃ良かったけど、あの時はドクターも「今はいいんじゃない?」って感じだったし、内視鏡手術がどれだけキツいか私自身もよく知ってるだけに、緊急性が無ければ避けちゃうワケです。

結石のオペは超音波を当てて砕く術式の方が圧倒的にラクなのも知ってるけど、10年ほど前に痛みが出たとき、それをチョイスしてかなり遠方の病院まで2度(いや、3度だったかも?)通ったのに結果が出ず、結局は内視鏡オペをチョイスし直すというバッド・オブ・バッドな顛末(ムダに使ったマネーと時間と労力を返せ! オレが一体どんな悪いことしたっ!?💢)を辿ったもんで、今回は最初から内視鏡の一択です。

超音波オペの病院は担当医がメチャクチャ塩対応(そのうえ結果出せず)だったし、今回またお世話になる内視鏡オペの病院は、主治医の先生こそ優しかったけど取巻きの若い連中(研修医?)に信じられないほど意地の悪いヤツがいて、今思えば明確なハラスメントにあたる言葉や処置を受けたし、さらにオペ自体もキツいからほんとトラウマでしか無い。

今回はいくら何でもあの時よりマシだろうとは思うけど、職場にかける迷惑も含めて非常に気が重い。これを口実にゆっくり休めるやん?なんて、ポジティブにシンキングできる睾丸鞭なユーが羨ましい!💨(エイト・アタック)



ペアレンツがまだ元気だった10年前と違って、今回はケアが必要なマミーをどうするか?っていう問題もあります。私が週末まで入院となった場合、家で独りにはさせられないからショートステイを延長してもらう必要があるけど、急な要請でそれが可能かどうか?

来々週の月曜がちょうどマミーの定期受診日で、それも延期になったらその期間の薬は誰がもらいに行くのか? ヘルパーさんに頼めたとしても病院側はOKなのか?

こんな時のためにケアマネジャーさんがいるから大丈夫だろうとは思うけど、約10年でこれほど状況が変わったんやなあって、時の流れをつくづく感じてます。私も老眼になったし、髪の毛もいっぱい抜けたし!🥸

何にせよ、健康ファースト。結論はそれに尽きます。


 

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