屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

フォレスター2.0X SPORT LIMITED

2009年09月15日 | 百合が原


さんざん迷ったすえ車を決めたので、もう悩むことはない。
フォレスター2.0SPORT LIMITED・・
Xトレイルと並ぶスバルのSUV車なので、わたしの年齢相応とはいえないが、
まあ、人生さいごの一花?と割り切ればよい。
納車までひと月あるので、それまでは百合が原へ行くときはバス通勤である。

この赤い実はなんというのか、
葉の形がちがうからナナカマドではないね。
百合が原はすっかり秋の気配である。


貴船菊の思い出

2009年09月14日 | 百合が原


三年前、H君に案内されて鞍馬貴船町へ行ったことがある。
静かな山間にしっとりした町並みがあって、軒先にはたくさんの秋明菊が揺らいでいた。
別名を貴船菊ともいうから、
もしかして、この町になにやらの由来があるかもしれない。

やはり三年前に詠んだ歌・・

 いつの日か核の恐怖に怯えたる 秋明菊の崩れゆくとき



秋明菊の思い出

2009年09月13日 | 百合が原


”恵比す”で友人たちと飲んでいたとき、
N君が持参してきた歌集に秋明菊を詠んだ歌をみて、
「秋明菊ってどんな花なの」
わたしの無知な問いかけに、O君は笑いながら秋明菊は庭に咲いているから持っていってあげるといってくれた。

そんなこともあって、この花との出合いは忘れることはないだろう。

二日の検査が無事に済んでほっとした。
達観したかの如くこんな歌を詠んでいたこともあったが、ほんとうはいつもびくびくしているのである。

 検査日はもうすぐだねと云った日の秋明菊はいさぎよくあれ

 

北大百年の百人 有島武郎

2009年09月12日 | 日常


ポプラ並木から、北大総合博物館へ・・

展示室に設置してあるパソコンを開いて、「北大百年の百人」を閲覧してきた。

北海タイムス社が北海道大学開学百年を機会に、北大人百人の人材を選んで編集したものである。
北海道の明治入植の歴史と北大百年の歴史が重なって興味深い、
ついつい面白くて長居してしまった。

有島武郎も百人のひとりとして登場する。
彼は内村鑑三や森本厚吉の熱心な進めがあってキリスト教に入信したが、
婦人公論記者であった人妻の波多野秋子と激しい恋におちいり、
ついに軽井沢の別荘で情死した。

「この度の有島氏の行為を称えるものが余の知人に居るならば、その者との交流を絶つ」
敬虔なクリスチャンの内村鑑三にとって、心中など許せるはずはなかった。

ニセコに有島武郎記念館があって、そこに一度だけ訪れたことがある。
「カインの末裔」を読んでみたいと思った。




北大学生食堂のカツカレー

2009年09月11日 | 日常


車庫証明の用紙をもらいに北警察署へ・・

昨年かな、北区役所で高額医療費請求の手続きに行ったとき、
近くの北警察署に車を停めたことがあった。
区役所の駐車場が満杯で、路上駐車はいけないし、
警察の駐車場なら安心というわけである。

さて、せっかくなので北大博物館を見学したいと思い、
北24条から運動がてら歩いてみたが、けっこう遠くて疲れたよ。



水面をわたる風が心地よい。
遊んでいる鴨を眺めているうちに、きゅうにお腹が空いてきて、めまいがして、
カモがぼやけて見えたりする。

お昼時の「レストランエンレイソウ」は混んでいたので、
お隣の学生食堂でカツカレーを注文、
安くて、量が多くて、しかも旨かった。



フォレスター2.0XTとデンジャー・ゾーン

2009年09月10日 | 日常


フォレスター2.0XT(230馬力のターボエンジン)
車体の色はブラックなので、なかなか精悍な面構えである。

少しだけGを感じたくてアクセルを踏み込むと、
17インチのタイヤが地面に吸い付くように加速してゆく。
230馬力の車なんて始めて運転するからね、
こちらの緊張感が車に伝わってか、最初のうちいかにもぎこちない走りとなった。
でも、そのどきどきする感覚がなんとも心地よい。

どなたかのブログにあったが、
ハンドルを握ったときは、 デンジャー・ゾーン~トップ・ガン・テーマ  のリズムがフイットするといっていた。
たしかにそのとおりだが、
煽るようなアップテンポの曲なので、つられてスピードオーバーしないように気をつけなければね。

「デンジャー・ゾーン」もわるくはないが、北海道を走るときは「カントリーロード」がいいな・・
それとも、自分には「岬めぐり」のほうがお似合いかも。



焼きとうもろこしの香り

2009年09月08日 | 日常


焼きトウキビの香ばしいかほり、
そんな秋の風物詩が中天に噴き上げる水の勢いに呑み込まれていってしまった。
でも、飛沫はいつかどこかに落ちてくるが。
トウキビの香りだけは戻るところはない、そのまま空の彼方へ消えてゆくのである。

標準レンズなので、もう少し寄ったほうがいいかな・・
油断すると水玉が突然襲ってきて、
カメラを濡らしてしまうからご用心ご用心。

 噴き上げる飛沫に交じり唐黍の
        香りひそかに天へ旅たつ      



辺境の地の透けた秋空

2009年09月06日 | 日常


幹事長に小沢さんの就任が決まった。
いよいよ権力の二重構造が生まれるのか、そんなことを憂慮していたが、
麻生総理はぶらさがり会見で、
女性記者のなんでもない質問に逆切れしてしまった。
テレビの画面のむこうに何百万人の国民の目があるということに気がついていないようである。
こんな餓鬼っぽい態度で鬱憤を晴らしているのだろうが、
これでは自民党の再生なんて夢のまた夢・・

札幌市役所前庭にあるレリーフ・・
ここは中央創成小学校の跡地ということで、明治の匂い溢れる校歌が刻み込まれていた。

 菊のかおりの いや高く
 学びの柱つき立てし
 その年月を かぞうれり
 明治四年の 十月


検査が無事におわったこともあって、
青い空やきらきら光る噴水までもがまぶしく感じる。
それでも・・

  見上げればまた四か月の元気持つ
   辺境の地の透けた秋空



札幌の夕空 北と南と・・

2009年09月01日 | 日常


九月一日・・
すっかり涼しくなって、台風は道東を襲ったが、
札幌は爽やかな秋晴れの一日であった。
いつのまにか陽が落ち始めると空の三分の一が見る見る鮮やかなオレンジ色に染まっていく。

昨日の総選挙は歴史的な政権交代を実現させた。
民主党の勝利は予測されていたが、まさかここまで大勝するとは・・
もっとも獲得した308議席のうち50議席くらいは、
解散をここまで引きのばした麻生さんの未練心のおかげである。

「自民党に投票して政治に文句を言う資格はない。 棄権する人も同じ・・」

今更ながら小沢さんの傲慢な発言に驚いた。
どの政党を選ぶかは有権者の権利だからね、
棄権者はともかく、政治家が選挙民の投票行動を批判することは許されない。

オビワンハトヤマよ、ダースベイダーオザワに消されないようにしておくれ!