語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

4382番:少女ファデット(1)(ジョルジュ・サンド)

2024-06-27 17:54:31 | 日記


「少女ファデット」(1)
(ジョルジュ・サンド)
    LA PETITE FADETTE


————————【1】——————————————  

  Le  père  Barbeau  de  la  Cosse  n'était  pas
mal  dans  ses  affaires,  à  preuve  qu'il  était
du  conseil  municipal  de  sa  commune.


———————— (訳)————————————————

  コッス村のバルボーおじさんは暮らし向きは悪くは
ありませんでした.その証しというか、彼は村の議員
をしていたのですから.


————————《語句》———————————————
   
affaire:(f) 個人的問題、
affaires:(pl) 個人的経済状態、財産
  être bien dans ses affaires / 経済状態がよい
  être mal dans ses affaires / 経済状態が悪い
preuve:(f) 証拠、。証し、しるし
à preuve que + 直説法:その証拠に~
conseil:(m) ❶忠告、助言;❷会議、評議会   
conseil municipal:市会、町会、村会
municipal:(形) 市の、町の、村の  
commune:[コミューンヌ](f) 市町村、地方自治体
   (行政の最小単位).   
conseil municipal de sa commune:その地域の村会議員、
   町会議員、市会議員

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4381番:「百貨店」(9)と(14)に間違いがありました.さらに間違いが!

2024-06-27 16:55:58 | 日記

間違いお詫び

ごめんなさい

 

学習者各位

 

「ボヌール・デ・ダム百貨店」(9)と(14)に

誤訳がありました.

 

間違った部分

デニーズ

 

正しい訳

ドゥニーズ

 

解説

 Denise の e は  [ ウ ] と発音します.

音節の最後の e は ウ になります.

 Deniseを音節毎に分けると

 De-ni-se

でこの場合e にアクセント記号がつくか、子音字をもつか

しなければ [ エ ] とは読みません.

名前がたとえば、Fadette ならば、

各音節は  Fa - det -te

なので第二音節の e は子音字を従えるので

[ エ ] と読みます.ファデットさんです.

ジョルジュサンドさんの作品にあります「La Petite Fadette」

は「ラ プチット ファデット」です.

 

すみません.さらに間違っていました.

音節といいましたが、正しくは分綴法(ぶんてつほう)でした.

音節には必ず母音が含まれるのですが、e が [ ウ ] と読まれる場合は

母音扱いされません.ですので Fadette は 2 音節、Fa-dette と

なります.

音節では e が [ ウ ] と読まれるときは、母音扱いを受けないのです. 

つまり音節の条件を満たすには、下記の4つのどれかに当てはまらなくては

ならない、ということです.

ア: 1 母音のみの音節: à, [ ア ]、 ou, [ ウ ]、  et [ エ ] など

イ:子音+母音:si,  mes,   tout など

ウ:母音+子音:or,  air,  halle

エ:子音+母音+子音:lac,  soupe,  vert

 

「ア」から「エ」まですべて例にあげた語は1音節の語です.

つまり、halle は1音節の語です.

 

ただし今、私が問題にしているのは e の音価についてですので

halle を分けて、ha-le とします.e は子音字を従えないので

「エ」の音価はない、ということです.

 

さて、わたしが間違って書いた Fadette の部分ですが

2音節語でした.すみません.

Fa-dette となります.

しかし改行をする場合は、dette も det-te と分けられます.

この分けたときに、det の e は子音字を後ろに従えるので

音価は [ エ ]、一方、te のほうの e は、後ろがないので [ ウ ]

と読まれるか、無音です.(この場合無音).

 

分綴と音節の違いはここにありまして、

elle はこれで1つの音節ですので分けられませんが、

分綴はできます.el-le になります.

そしてel のほうは l を子音字に従えているので音価は「エ」

le のほうはうしろに子音が続かないので音価がなく、

この場合「ウ」ではなく無音です.   

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4380番:さすらいの青春(387)

2024-06-27 13:42:36 | 日記


さすらいの青春(387)
𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼


———————【387】————————————

  Chose  étrange,   ce  garçon,   qui  devait  être
très   jeune  et   très  fantasque,   réglait  tout  à
sa  guise   dans  le  Domaine.    Il  avait  voulu
que  la  maison  où  sa  fiancée  entrerait  ressem-
blât   à  un  palais  en  fête.   Et  pour  célébrer
la   venue  de   la  jeune  fille,   il  avait  invité
lui-même   ces   enfants   et   ces  vieilles  gens 
débonnaires.
  .                              
        
—————————(訳)—————————————

 奇妙なことには、この若者は非常に若くて、また
かなり気まぐれだったようで、屋敷内のことはすべ
て自分の気のすむように采配していた.そして若者
は自分のフィアンセが入って来る家お祭り中の宮殿
のような感じにしたいと思ったのでした.そして彼
女の居場所を作り上げるため、若者はあらかじめ、
自分で子供たちや、人のいい老人たちを招待してい
たのだった.
 
      
  
.————————《語句》————————————
     
chose étrange:奇妙なことには;
  名詞句ですが、ここは副詞句として訳します.
  英語だとstrange to say となりますが、これも
  主文の主語とは独立した不定詞句で、やはり
  副詞句です.ご納得のいかないかた、これは
  文修飾語句ですから、文末に廻して、c'était
    chose étrange, の意と考えればいいのではない
  でしょうか.     
garçon:(m) ❶男の子、少年、❷若者、青年
  花嫁をもらう人ですから❷の意味になります.
devait être très jeune:とても若い人に違いなかった.
   devait (直半過3単) < devoir [推定]
   きっと~のはずだ      
fantasque:(形) ❶気まぐれな;❷異様な、風変わりな   
réglait:(直半過3単) この文の述語動詞で、主語は
   ce garçon になります.< régler (他) 取り決める、
   合わせる、決める、調整する、調節する 
à sa guise:思うままに、好きなように
  Ses parents l'on toujours laissé agir à sa guise.
    彼(女)の両親はいつも彼(女)を好きなように振舞
  わせておいた.
domaine:(m) 家屋敷   
Il avait voulu que:(直大過去3単) < vouloir que ~
    ~であることを望む;que 以下は接続法になります.
la maison où sa fiancée entrerait:関係文中は条件法
   許嫁が入る家(過去未来)  
ressemblât:(接続法) 似てあれかし
à un palais:宮殿に
en fête:お祭りの最中の
célébrer:(他) とり行う(儀式などを)
la venue de la jeune fille:彼女の居場所
il avait invité:(直大過去3単)
    若者はあらかじめ招待しておいた.
lui-même:彼自身、
débonnaire:(形)[文章語] 温厚な、お人好しの、甘い
  .                              

 

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4379番:ペルル嬢(134)

2024-06-27 10:34:39 | 日記


ペルル嬢(134)
モーパッサン作品集より
Mademoiselle Perle
Maupassant

 
————————【134】——————————————

  Il  me  serra  la  main: « Oui... oui... il  y  a
des  moments  difficiles... »   
  

—————————(訳)———————————————

 シャンタルさんは私の手を握りしめた.「いいんだ、
いいんだ.辛い時もあるものさ、人生は...」
 
   
—————————《語句》——————————————
 * 3単単純過去という表記は混乱の恐れがあるので
 (直単過3単)と略します.直説法単純過去3人称
 単数形の略号です.    
  
serra:(直単過3単) < serrer (他) 握り締める、
   しっかりつかむ

 

—————————≪ひとこと≫——————————————

シャンタルさんの言葉、Oui... oui... il  y  a  des  moments  

difficiles.. のあと、つまり...のところにはどんな言葉が

来るか、dans la vie だと思いましたので、それをつけて

訳しました.テストでは付け足すと減点のおそれがあります

ので「危ない橋」は渡らないでくださいね.

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