HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

伊勢神宮参拝コースを巡ってきました

2010-06-18 14:08:55 | 伊勢志摩観光情報
はまなみの交流会の翌日、中子さんたちと待ち合わせして、観光案内な一日。

本日地元組は、私と千枝さん、そして皇學館大学の先生でもあり、ツアーセンターの理事でもある板井先生も合流して…。


という、メンバーです。私はカメラマン。


しかも今日は、センターがお休みの日なのです。

まずは二見興玉神社へ。
海沿いの参道で、海からの風、波の音、潮の香りなどなど、神社に来ているのに、2度オイシイような神社の魅力をPR。


天気の良い日の夫婦岩は綺麗ですね~。この間注連縄を張り替えたばかりです。


砂利も浅いし、比較的車いすでも行きやすい参道だと思うんだな。
今の時期は朝早く起きれば、夫婦岩の間から日の出が拝めますよ。


ここ、参道じゃないですよ。二見の海にせり出す堤防。ただ今工事中。ここに行ける日も近い?


二見のあとは、外宮さん。


外宮さんにしては珍しく神馬がいました。内宮さんではよく会えますが、外宮さんではあまり会わないな。


実家も今住んでいるところも内宮領なのに、小さい頃から外宮さんばかり行っていた私。
というのも外宮さんから歩いて1分ぐらいのところに、祖父母が住んでいて、そこによく行っていうたんです。
セミの抜け殻を取りに行ったり、勾玉池に散歩行って防空壕を見たり…。
小さい頃「げくうさん」が言えなくて「ぎゃくうさん」って言っては、笑われていました。
そういえば、伊勢市民は「外宮」も「内宮」もみんな「さん」付けするんですよ。
でもって、「げくさん」「ないくさん」って結構「う」を発音しない人もいます。
私もかな?

平成25年の遷宮までに勾玉池のところに「せんぐう館」ってのができるですよ。
ちょっと前までは、観光客のみなさんは内宮のみ参拝していましたが、最近はいろんな報道で外宮参拝者も増えているようですよ。
この日だって、昔に比べたら参拝者数は多いです。


外宮さんの本殿


外宮さんは参道の距離が短いのと、本殿の前に段差が一段だけなので、内宮さんに比べて比較的車いすでも行きやすいです。

外宮さんをあとにして、内宮さんへ。
ちょっと急ぎ足なのは、私が14:00から鳥羽で用事があるからなのです。みなさん急がせてごめんなさい。


内宮さん宇治橋前の衛士見張所。ここでタイヤの太い車いすの貸出をしています。


宇治橋周辺の駐車場は混んでいると思ったのであえて浦田駐車場に車を停めておはらい町を歩きました。
平日といえども、人の多いおはらい町界隈。
中子さんも山本さんも高松さんも初めてではないといえども、こうして地元民と一緒に、ましてや皇學館大学の板井先生と一緒に神宮参拝は初めてのようです。
それはそれは、覚悟しなくてはいけません。
神宮の王道なネタからどうでもいい、雑学や、小さい頃や代々伝わる家の神宮話まで…聞いていていないことまで聞かされます。(笑)
なんたって、私たちとってもおしゃべりなんです。


<雑学>内宮さん、おはらい町界隈にこんなハートの石を見ることができます。


その上に、この日はなんと、月次祭が執り行われており、ちょうど時間もドンピシャでした。


月次祭です。祭祀さんもいらっしゃっています。年間何百ある祭りのひとつでもありますが、ほとんどの祭りが夜中や明け方だったり、見えないところでするので、参拝者が見れる機会は限られています。


6月と12月に行われる月次祭。私も遭遇するのは初めてでした。

実はこの日、お客様参拝案内以外に、私が神宮さんに仕事で用事があって…。(もちろんバリアフリーの関係でね)
昨日の電話口のやりとりで大変気が重かったのですが、当日応対してくださった方がとても良い方で、いろいろご相談や、お客様の声を届けることができました。
2000年の歴史に新しいものを取り入れることはたやすいことではないのは重々承知ですが、こうして、地道に足を運び、話を聞いてくださるだけでも針の先ほどの光であれ、未来が見える気がします。
神宮の方が、私たちの活動もよく知ってくださっていたので、それも嬉しかったです。

人と接することで嫌な思いをすることはゴマンとあるけれど、大切なのは、止めないこと、継続あるのみ。なんですよね。

駅ボラ3日目⑦ 鳥羽駅前の最大の課題、JR側にて車椅子の階段おろしダブルっ!(5/15写真UP)

2010-05-11 22:54:23 | 伊勢志摩観光情報
本日は、なんと残業。
駅ボラ終了時間の15:30になっても、なかなか人は途切れず…。
そうこうしていると、JR側に車椅子のご家族が…。
見れば、みんな女性ばかり。
これは大変。



ということで、駅ボラスタッフのレジェンド岩佐さんと千枝さんの旦那様、誉さん頼んで運んでもらいました。
ごめん、二人とも腰あまり強くないのに…。
無事JR側まで下ろしてホッと一息。
階段を上がると、またまた階段上で今まさに、階段を下りようとする車椅子の旦那様と奥様。
もちろん、見て見ぬふりなんて出来ません。
今度は、旦那様がリハビリを兼ねて階段を降りるというので、そのフォローに誉さん。人の乗っていない車椅子運びを岩佐さんにしてもらいました。

 


二人とも本当に最後の最後にお疲れ様でした。

2回目に下ろしたご夫婦は、うちで車椅子を借りたお客様。
「この車椅子を借りたおかげで、杖だけでは絶対行けなかったところまで行けたし、私の行きたいところも行けたわ!」と奥様。
そうなんですよ、そこなんですよね。
障害者、高齢者の当事者だけでなく、一緒にいく家族のためにも、こういった便利なサービスを使って欲しいものです。
もし、車椅子を借りていなかったら…、借りるシステムがなかったら…
奥様が行きたいところへもいけず、予定していたスケジュールどおりに動けず、そのうち夫婦のお互いのストレスがたまり、旅行先で夫婦喧嘩…なんてこともあったかもしれません。

うん、うちなら絶対そうだ。

快適、楽しい旅行にするには、こういった観光地のサービスって本当大事だと思います。

駅ボラ3日目⑥ 知的発達障害者の迷子

2010-05-11 22:45:48 | 伊勢志摩観光情報
改札前の駅ボラブースににいると、一人の男性(歳の頃は30~40代?)がやってきました。
なんだか私にボソリッと言うのです。
でも何を言っているのか聞き取れず、言葉もなんだか単語だけ。
もしやと思い、手話ですか?と手話の手話をしてみたのですが、それも通じない。
諦めて、去っていこうしたのですが、その男性の目がとても不安気だったので、追いかけてもう一度伺いました。

そうしたら、ボソッと
「マイゴ」と言うではないですか。

どうやら、本人が迷子になったらしく、察すると知的発達障害の方のよう。
名前はM川と、名字は言えるけれど、下の名前は分からない。
お連れの方の名前も、どこから来たのかも、「アチラ」と指を指すだけ。
施設の名前も言えませんでした。
持ち物に名前が書かれたものがないかと聞いてみましたが、ポケットを探るものの、なにもみつからず…。
結局まずは、近鉄さんにこの情報薄な状態でお連れの方への呼びかけ放送をしていただく。
しかし、それらしき人が見つからず…。
どんどん、男性の目に不安さが増していきます。

もしや…、一番街から来たのでは?と思い、彼をつれて、一番街のサービスカウンターへ。
ここでも情報薄の状態で放送をしてもらおうとした、その瞬間、前から同じような障害ある方々を連れてくるグループが、「なんや~こんなところにおったんかぁ~」と近づいてきました。

そうです、お連れの方たちだったんです。

ほぉ~っとしました。
このまま見つからなかったら、警察に連れて行くべきか?どうしよう…。と思っていた私は、まさにさっきまで迷子だった彼の不安そうな目と同じ目をしていたに違いない。(笑)

結局名張からみえた障害者団体の方々で、途中でどこかに行ってしまったので探していたようです。
見つかってよかったです。
駅ボラブースから立ち去ろうとしたとき、追いかけていなかったら、今頃どうなっていただろう?と思うと、ヒヤッとしました。

こんなドラマもあるからこそ駅ボラなんです。

駅ボラ3日目⑤ 鳥羽市長と観光協会長が様子を見に来てくれました(5/15写真UP)

2010-05-11 22:43:50 | 伊勢志摩観光情報
毎回駅ボラ開催時には顔を出してくれる、鳥羽市長、そして観光協会長がセンターの様子を見に来てくれました。



ありがとうございます。
こうして、気にかけていただいていただいているということは嬉しいことです。



 
みんな頑張ってくれています

駅ボラ3日目④ 聴覚障害者のお客様2組様いらっしゃーい。手話通訳が大活躍(5/15写真UP)

2010-05-11 22:35:19 | 伊勢志摩観光情報
この日はボランティアメンバーのうっしーが大活躍の日でもありました。



まず、ブースの「手話通訳」の看板を見てやってきたという、岐阜からの女性二人組。
あまり予定を立てずにきたのかな?
うっしーに手話で観光案内してもらっていました。



午後からは、聾唖者の4名ぐらいのグループ。
なんだか、観光案内所で困っているところを小阪くんがつれてきてくれました。(よくやった、小阪くん!)
即座、うっしーにその事情を把握してもらい、アドバイスをして、事なきを得ました。
もう、うっしー様様です。

 

手話通訳もいる駅ボラって本当すごいよね~。
4人組は本日お泊りなので、きっと明日も鳥羽駅を利用する予定。
明日はうっしーがいないので、筆談で対応をがんばりま~す。

駅ボラ3日目③ 相差のパワースポット巡礼者はまだまだ続く(5/15写真UP)

2010-05-11 00:35:58 | 伊勢志摩観光情報
相差の神明神社(石神さん)の巡礼者は後を絶たず、本日もボランティア全員聞かれておりました。
みなさん、鳥羽という情報だけなので、駅の近くだと思われているのかもしれませんが、相差とは南鳥羽に位置し、駅前からだと車でざっと30分くらいかかるところにあります。
でもね、穴場があるのです。
鳥羽駅から歩いて2分の鳥羽一番街(伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのあるビル)の一階にも石神さんの出張所がありまして、きちんと願い事を書く紙(石神さんにあるものと一緒)があって、それに記入して箱に入れると、きちんと定期的に相差の石神さんに納めにいってくれています。
お守りが欲しいとかじゃなければ、ここでもOKなのですよ。


このバスが「神明神社」へ行くバスですよ~。


お昼前、相差へ行く「かもめバス」(鳥羽市内のバス)が駅前を通ったとき、ボランティアたちと唖然。
今まで見たことないくらい、かもめバスがすし詰め状態だったのです。
あの状態で相差へ行くのは、ちょっと辛いよな~(相差への道は結構クネってます)、と心配そうに見送りました。


相差へのバスのすし詰めを見たため、バスセンターはどうなっているんだろう?と昼から見に行って見ました。



すると、CANバス乗り場は確かに並んでいるし、普段のバスセンターの感じでないことは確か。
そして到着した大型バスから、一体どれだけ乗っていたの?ってぐらい、人が降りてきます。
降りてくる人たちが口々に「やさしいな~」と、言っています。
なんだろう?とみんながバスを乗り終わった後に、運転手さんに「このバスどこから来たんですか?」と聞いたら、二見シーパラダイスからだという。
でも、バスには「かもめバス」(鳥羽市内のバス)と書いてあるので、あれ?でもこれかもめバスと書いてありますけど…。
と、言うと、なんでもかもめバスは何回か伊勢三重交通に戻って回送で鳥羽に帰ってくるそうです。
その回送で戻ってくるときに、二見シーパラダイスでたくさんのバス待ちのお客さんがいたから、乗せて来たという。

三重交通さん、いい仕事してくれています。
「やさしいな~」っていうお客さんの言葉の意味も分かりました。
こういうことしてくれるの嬉しいですね。
三重交通さん、ありがとうございます。

ちなみに他の交通機関では…


佐田浜の駐車場は昼前で満車。いつものように、戸田家さんまで渋滞しています。



近鉄さんの特急券購入窓口もズラーっと並んでいます。



駅ボラ3日目② 3日目の貸出数は…(5/15写真UP)

2010-05-08 23:31:56 | 伊勢志摩観光情報
ベビーカーの貸出、本日は5件。
後半貸し出したお母さんが、子どもをベビーカーに乗せた瞬間とっても幸せそうな顔したよ~って、ボランティアスタッフが見て教えてくれました。



改めて、いいサービスだなって自負しちゃいます。
確かに、借りていただくお母さんは口々に「助かるわ~」って言ってくださいます。

車椅子の貸出の方は、本日2件。
その中の一件は私もたまたま居合わせていましたが、7名ほどのご家族での観光。
杖歩行のおじいさまが車椅子を利用されました。
車椅子を貸し出したあと、お母さんが千枝さんから詳しい観光情報を聞いている間に、他の家族は荷物をロッカーへ預けに行ったりしていたので、私はおじいさんとしばし雑談。
なかなか楽しいおじいさんでしたよ。



2泊3日の旅行の効率のよさ(足の悪いおじいさんをつれた上でのアドバイス)をきちんと説明していた千枝さん。

その場で全て決めずに、とりあえず、本日動いてみて、今日夕方また車椅子を返却に来るときに翌日、翌々日のことを相談に乗りますと…。フォローもバツグンです。

ちゃんと夕方翌日、翌々日のアドバイスして、車椅子を結局最終日も借りることにして、一番効率の良い車いすの返却方法とプラスアルファ情報を提供していました。
アレだけ、観光の説明をしたら、そりゃ誰だって満足よ。
千枝さん、お疲れ様でした。

駅ボラ3日目① 事件、ドラマ多き、濃ぉ~い一日(写真追加しました)

2010-05-07 00:20:54 | 伊勢志摩観光情報
駅ボラ3日目。
あまりにも色々あったので、小分けして報告します。

本日も、充実した一日でありました。ボランティアのみなさんも、疲れたのではないかな?
残業?(駅ボラ時間延長)までして、みんな一生懸命がんばってくれました。
ありがとうございます。



さて、本日も晴天。
ゴールデンウィークがこんなに天気続きで、ほんまにええの?ってぐらい。
午前のボランティア 11名
午後のボランティア 10名

なかなかいいバランスなのですが、実は昨晩の鳥羽市内の旅館全て満室。
鳥羽市の人口が一時、増えていたに違いない。
そんな翌日の朝、忙しいのは目に見えていました。
が、
今日は、昨日の朝にさらに輪をかけて、準備段階から、観光客のみなさんから質問攻め。
ボランティアがあっちこっち引っ張りだこです。



それだけ鳥羽の駅前周辺が観光客にとって分かりにくいってことなんですよね。
駅ボラをし始めて、思うのですが、毎回駅周辺の課題が出てきます。
なんとかしなくちゃって思うのです。
その中でもきちんと解決していることもあるのですよ。
それは、「荷物預かり」。
だって、駅ボラ始めた当初は、「コインロッカーが空いていない」「荷物を預かってくれることろがない」と怒られては、、ボランティアのみなさん、観光客に謝ってばかりいました。
ほんま、これは辛かった。
でも、そんな声が届いて、JR側の「風の広場」さんや世古真珠さんが荷物預かりをしてくれるようになって、ここ最近は、コインロッカーが一杯の場合は、こちらへ…とご案内できりようになりました。
本当に助かっています。ありがとうございます。

 

朝からは実にいろんなお客さんがみえていました。
昨日対応したファミリーなども再度お会いでき、たかが一晩明けて会うだけのことなんだけど、なんだかずっと知り合いみたいでね、嬉しい気持ちです。
千枝さんが、朝から駅ボラ利用者とはちょっと一風変わった方が見えて、ブースの写真を撮っているので、声をかけたら長野でまちづくりをされている方とか…。
うむうむ、駅ボラが継続してしているところってそうないからね~。



さて、ドラマ多きお話はこのあと続く。

駅ボラ2日目 やっぱり駅ボラは2日目から大忙しでした(長文)

2010-05-02 18:38:12 | 伊勢志摩観光情報
駅ボラ2日目。
昨日の予感は的中で、鳥羽駅周辺は人人人…。


すごい行列の団体がいらしゃっていましたよ。


大忙しな一日でした。

幸いにも若手ボランティアがたくさんいてくれて、みんなフル稼働。



本日のボランティアは鳥羽市役所の新人さんが6名も来てくれました。
若者です。
駅ボラ担当の木下君の鶴の一声でみなさん、集ってくれた人たち。
ありがたや~。

午前15名 午後12名のがっつり体制です。


朝礼はバリアフリーツアーセンターで。引越ししてみんなが集まれるスペースが出来ました。


朝礼のあと、9:30からボランティア配置、スタートです。
準備段階から、お客さんがどんどん駅にやってきます。


千枝さん、良く動きます。お疲れ様です。


どんどんやってきます。
どんどんどんどん……。

というわけで、新人さんもなにも関係なく、即お客さんと対話。
出来ています。みんな。ちゃんと出来ていますよ~。
みんな、笑顔で対応してくれています。

市役所メンバーたちもバッチリです。
(これって市役所の新人研修にイケルと思うんですけど…、市長)


市役所’sのみなさん。ボランティアの平均年齢を若返らせてくれました。ありがとね。


人も多いし天気もいいのでベビーカーの貸出も次から次へ出て行きます。
本日で、ベビーカー貸出8件、車椅子貸出し1件。


ベビーカー、大人気でしたよ。


ゴールデンウィークらしさが出てきました。

さて、本日のドラマは…。

ワンちゃん連れが多かったですね。
かなり年を召されたワンちゃんを連れたお客さんは、家に置いておけないからね~って。
昨日は斎王の宮で泊まったけれど、ワンちゃんは入れなかったので、わんちゃんだけ車で宿泊。
宿泊場所にもいろいろ苦労があるようです。
でも、電車などは、かなり安く乗車が出来るようで、ゲージに入れれば、300円未満ぐらいだそうですよ。
千枝さんが対応した、ワンちゃん連れには、ミキモトさんはリードを就けていれば、ワンちゃん連れはOKのことをお伝えしたら、かなり喜んで、向かわれたようです。

ボランティアのうっしーは、手話通訳も出来るけれど、それだけじゃなく機転が利くお姉さま。


うっしーの工夫に感心しきり。お客様の行きたいところをカラーシールで印をつけてあげています。


本日は、昨日もチラリと書いた毎年いらっしゃる車椅子のお兄さんたちがちょんまげワールドへ行きたいとのことなので、CANばす乗り場まで案内。うっしーもCANばすのノンステップバスは初めて見たらしくて、感心。三重交通の窓口のお姉さんも運転手さんもとても親切だったって。


ボランティアメンバーたちには、常連さんです。


鳥羽バスセンターはほぼ、始発バス停なので、ゆっくり乗降できるし、なによりも座れるから、身体の不自由な方だと、安心できます。
これが神宮にむかっていくうちに、乗車客が増えて、バスがギュウギュウになるのでしょうね。
鳥羽バスセンターで乗るのが正解です。
うっしーは、今朝の朝礼が始まる前に城山公園や三の丸公園も駆け上がってきたそうで。
とっても、勉強熱心さが、伝わってきました。

昨年から参加して下っているマミーこと真美夫さんは、ベビーカーの貸出対応をしたときに、とても喜んでくれたので、とっても嬉しかったそうです。確かに、私も何件かベビーカー対応しましたが、みなさん、「こんなのあって、助かるわぁ~」っておっしゃってくださいました。


マミーの笑顔もいい感です。


余裕があるときは、「このベビーカーは鳥羽市民が寄付してくれたものなんですよ~」と宣伝。すると余計にみなさん、心温かな気持ちになってくれていたようです。なんたって、鳥羽市民みんなが観光客をおもてなししてくれているわけですからね。



森本さんは、さすがの目配り。
エスカレーターで幼児が手を挟むおそれがある行動をとっていたそうです。そういえば、駅のエレベーターって駅員さんからはマッタク見えないし、なかなか大人の目が行き届きにくいところですもんね。
ボランティアのみなさん、明日からも注意して見ていてくださいね。

定番ですが、ATMも問合せも多かったようです。
駅周辺のATMは、一番近くて鳥羽一番街の2階のゆうちょのATM。
え?ゆうちょ?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
画面のその他のところをタッチすれば、ゆうちょ以外の銀行も(手数料はかかりますが)対応できます。

市役所ヤンググループの中には
・観光客の人に接して「鳥羽っていいところやな」と思ってもらえるように心がけました
・重たい荷物を持った方の階段の昇り降りを手伝って笑顔で「ありがとう」と言われたのが嬉しかったけれど、JR側にエレベータがないことが不便だとおっしゃっていました。
・鳥羽駅のコインロッカーの必要性を知った。
などと、今後の鳥羽市政を担っていく職員たちにいろんな「気付き」が出来たと思うと、ほんと職員研修には絶好な駅ボラです。



さて、2005年に初めて駅ボラをしたときに大学生としてさんかしてくれいていたばんちゃんが今年から駅ボラ復活してくれました。
懐かしいことでしょう。



ばんちゃん曰く、駅ボラのチームワークが出来ていて、みんな持ち寄った知識で補完しあって対応できていたといってくれました。
駅ボラメンバーみんな、観光客みなさんに、満足に旅してもらいたい気持ちの表れなんでしょうね。

5年前とは、いろいろシステムも変わっていたり、充実していたり、制約があったり大変だったと思いますが。
いろいろ取りに走り回ってくれたり、ありがとうです。
本当、今年は若者が多いので、「ベビーカー追加」「●●のパンフレット持ってきて」などと、走ってくれる人がいてくれて、私たち老体には、大変助かります。

昨日に引き続き、相差の石神さんこと、神明神社の問合せも多かった…。
昨日の教訓を生かして、バスの往復時刻表を作ってあったので、スグ答えることができました。



でも、あまりにも問合せが多いので、昼から、相差に問い合わせました。
「駅から、ものすごく石神さん案内していますので、たくさん行っていると思いますが、もしかして、お守り売り切れたりしてませんか?」と。



聞くところによると、やはりものすごい人で、今はお守りあるけれど、この調子じゃ、今日の夕方には売れ切れるかも…。とのこと。
明日の朝、入荷(といっても、相差のおば様たちが作っています)されると思いますが…。とのこと。

いやはや、女性の願いだけを叶える神社ですから、行く方はみな女性。
相差の女性人口がこの数日で、ググンとアップしたことでしょう。
鳥羽の男性陣、相差にいけば、出会いがあるかもですよ。(笑)

では、折り返し地点の本日。あと2日です。
みんながんばれー!


本日、どこも旅館は満室。ゴールデンウィークですものね。でもこの観光案内所に並ぶみなさん、本日の空き宿を探しています。案内所のお姉さん、一生懸命電話してさがしてくれていました。それでもなかなか思ったような旅館は探せないようです。う~ん、旅行のときは、お宿の予約もしてきてね。

駅ボラがじまりましたよ!初日

2010-05-01 18:45:16 | 伊勢志摩観光情報
はぁ~、志摩ロードパーティの報告が全然進んでいないのに、始まってしまいました。

駅ボラ



昨年も同じようなサイクルでブログを書いていたような…。

さて、初日5月1日(土)はボランティア午前11名、午後は10名体制。
いい感じです。
初心者はうち7名。

9:00にツアーセンターにボランティアたちが集合し、注意事項などを説明しながら朝礼を行い、ブース準備開始。
初日なので、準備物が多いです。
毎回常連の岩佐さんは準備のためだけに、朝から来てくれました。
ありがとうございます。

改札口ブースと、観光案内所ブースにわかれて、9:30より駅ボラ開始。

本日快晴。
でも風もあるので、暑くもなく快適です。

初日ってどうしてもバタバタしがちですが、本日の初日は、結構余裕。
ゴールデンウィークのわりに、客足が鈍かったからかな?

いや、にしても、心の余裕があったのは、優秀なボランティアスタッフが揃っていたからだと、終わってみて思った。

常連参加のみなさんはもちろんのこと、今回のイチオシは初めて参加のみなさんもです。
元ホテル従業員の森本さんは、ボランティアメンバーからの絶賛の観光案内にホレボレ。
なんだろう、困っているお客さんを確実に見極めて、何に困っているかをきちんと聞く体制で対応しているのが、すばらしいです。



森本さんと話をしているお客さんも真剣に聞いています。
この人の言うことなら信用できる!って感じなのかのも…。

また、鳥羽出身の広野さんは、鳥羽の由緒あるお家の末裔。
しばらく地元を離れていたようですが、それらを感じさせない鳥羽の案内に聞きほれてしまいます。


案内も鳥羽に住んでいるからこそののすばやい頭の回転はすばらしいです。

ばんちゃんが学校で誘った若い女の子二人も良く頑張ってくれました。




今年度から伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの担当=駅ボラの担当となった、鳥羽市役所のホープ、木下くんもはにかみ笑顔で、がんばってくれていました。
今日一日で、焼けたような…。


同じく仲間の種村君は、一緒にJR側を対応してくれていましたが、彼も焼けたような…。

毎回参加してくれる、小坂くん、作ちゃん、うっしーは文句なしの駅ボラレジェンドです。(大喜利かぶれ)



お客さんから聞いた旅館の名前で悩んでいたら、さらりと、教えてくれた鳥羽の消防士、ぞうさん。「旅館の名前なら任せて!消防の関係で鳥羽市内の旅館はまわっているからね」と。



ナルホド、やっぱり、駅ボラって、こうして、いろんな人たちが集って補い合いながらおもてなしているんだと改めて思いました。

活動内容は、さまざまなドラマがありましたよ。

ベビーカーを借りようとした若い夫婦が、申込用紙まで書いたところで、「あれ?でも鳥羽駅(JR側)ってエレベーターなかったよね?だったら、やっぱり借りるのやめるわ」となり、改めて、鳥羽駅のバリアの問題が浮き彫りになりました。
このご夫婦だって、JR側にエレベータがあれば、ベビーカーを借りて、もう少し足を延ばして街散策が出来たかも知れません。ですが、抱っこ状態では歩く距離も限られていますので、それほど足を延ばせなかったかも…。

毎年ゴールデンウィークに旅行される車椅子のお客さんが、今年もみえていました。
本当に毎年ありがとうございます。

8月の旅行のための下見に来たと言うご夫婦は、思ったような宿泊施設が見つからずに、困っているところを、森本さんが対応。
下見に行くことの手配からしてくれて、行き詰っていたお客様にすばらしい対応をしてくれていました。

また、先日テレビで相差の石神さんが取り上げられていたらしく、女性グループからは、「相差行きたいんですけど、どうやっていくの?」「石神さんはここから近く?」などという質問が多かったです。
相差の石神さんは、鳥羽駅前から車で30分ほどかかりますからね。みんな予想外だったと思います。
相差行きのかもめバスもいっぱいだったそうよ。



そんなこんなで、今年度駅ボラ初日は、無事終了。

明日からはもう少しお客さんも増えると思います。鳥羽のパーク&シップライドも開始します。
天気もいいそうです。
明日もがんばるぞー!おー!