HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

みえ災害ボランティア支援センターへ行ってきました

2011-03-21 23:28:04 | 県外情報
昨年、防災ボランティアコーディネーター養成講座を受講して以来、一応特定非営利活動法人みえ防災市民会議のメンバー。
といっても、これまで大したお手伝いは出来なかったけれど…。

しかし、今回の「東北地方太平洋沖地震」はかなりの長期戦のボランティア活動になりそうです。
なにかしら、私でもお手伝いができるかも…と。
というか、何かしたい気持ちもあって、本日、アスト津にある「みえ災害ボランティア支援センター」へ行きました。

みえ災害ボランティア支援センターとは、大規模な災害が発生したときにボランティア活動が円滑に行うために支援活動を行います。

特定非営利活動法人みえ防災市民会議
特定非営利活動法人みえNPOセンター
三重県ボランティア連絡協議会
社会福祉法人 三重県社会福祉協議会
日本赤十字社 三重県支部
三重県
防災危機管理部 防災対策室
健康福祉部 社会福祉室
生活・文化部 男女共同参画・NPO室

と、官民協働で運営しています。

今日は、一人ではなく、青年海外協力隊でベネズエラに行った経験のある山ちゃんも連れてのお手伝い。


支援センターには、センター長である山本くんと三林さんがいらっしゃいました。
午前中は、被災地の現状と、どうすれば、この遠い三重県からでも災害支援ができるか?という話がされました。

その中で、なんとかして先遣隊を送り込みたいという山本センター長が
「ガソリンがネックなんさな~、せめて軽油を運ぶミニタンクローリーがあって、一緒に行けるといいんやけどな」

と、つぶやきました。

ご存知、現地はガソリン不足。三重県からどうがんばっても、ガソリン満タンで往復は無理。

どこかで給油は必須。
でも現地で入れることはできない。
だったら、燃料ごと持っていくという方法なのです。

でもなかなか、あの軽トラックにタンクが積んであるあのやつ、仕事で使うものだから、そう、一週間(今回は遠方なので、ボランティア期間として最低一週間は見込む予定)やそこら貸してくれることろはそうないはず。


しかし私、ビビビッて繋がりました。
アレ頼めるかも…。

実は、我が家がお世話になっているご近所のガソリンスタンドが今月25日で閉めてしまうということを数日前に聞いたばかり。
もしかして、そのミニタンクローリーがしばし使えるかも…。

と、早速ガソリンスタンドに電話。

すると店長は出ていて夕方までいないと言う。
スタッフに実はカクカクシカジカと話をすると、そんな話やったら、実は丁度店長も今、ボランティアで重油を運んでいるところ。携帯を教えるので電話してみてと。

店長に電話し、説明すると、そんなんやったら、いいよ、いいよ使える、使える!とそして、もちろん、危険物取り扱いできる人がいてこその話なんだけど…と言うと、そんなことやったら僕仕事休んでいくよ。

と、なんとも天からのお言葉のようでした。

毎回お世話になっていた、地元のガソリンスタンド。

私の仕事の活動もよく知ってくれていて、いつも仕事どう?とか話はしていたけど…、店長、そんなボランティアしていたのなんて知らなかったし、まさにガッシャンと繋がった人と人。
とういか、心と心。

嬉しいです。

これで上手くいくといいんだけど…。




午後からは、郡山の子どもの支援している団体へお電話。
物資の確認と、お手伝いが出来ることを説明、話せば、伊勢に知りあいもいるようで…とても近く感じました。
そしてここでも物資はかなり集り、パンク状態だという。
この時点ではまだ物資を募集しますとおっしゃっていましたが、家に帰ってきたら、物資は置き場もなく、仕分けの許容範囲を超えてきたため、とりあえず、受付をストップしたという連絡が…。

ウワサどおり、それらを仕分けする人、運ぶ人(&ガソリン)が不足していて、いっこうにはけないらしい。
こうなったら、やっぱり先遣隊として、仕分け人&運び隊を送り込まなくてはいけない感じです。
現地に行った人の話や、いろんなところからの情報だと、物資はおそらく、もう入らない感じ。



やはり、物資の需用は刻一刻とかわってくるものです。
ましてやこの離れた地域、今日送って明日届く保障もないのに、今求めている物資を送るのってとっても不安。

それよりも仕分け人や各地への配送ボランティアが重要となりそうです。




私は一週間も遠方に行くことは、とてもできない状況ですが、この地で私の出来ることを見つけて、ほんの小さなことでも動いてみようと思います。