HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

初穂曳(はつほびき)

2008-10-18 17:44:58 | お木曳き・式年遷宮
10月15日~17日は神宮の正月とも言える、「神嘗祭(かんなめさい)」です。
一年間で一番大きな神宮のおまつり。

それらを祝って、この期間奉祝行事が行われます。
その中で、今年はじめてのお米を納める初穂曳がこの15日(外宮領 陸曳)、16日(内宮領 川曳)にありました。


みんなお揃いの法被です


私が小学校のころは、15~17日は神嘗祭で学校が休みで、伊勢大祭りと兼ねて市民あげて大々的な祭りでした。(中学校はテスト期間中で休みも同然?)
社会人になっても、当時私が勤めていた会社は神嘗祭の日は休日でした。(休みといっても祭に参加ですが)

今は、大祭り(今は市民祭と言っているようですが)と神嘗祭は別行事となり、大祭りは土日開催。
神嘗祭は従来どおり(伝統行事だから当たり前か)で、奉祝行事である初穂曳などは神嘗祭と同日です。
学校は休みになりません。

15日(水)の外宮領の初穂曳にいたっては、お木曳同様「一日神領民」改め「特別神領民」を受け入れてます。
本来神宮に関わる行事に参加が出来るのは神領民(おおきく伊勢市民)のみ。
しかし、特別神領民はこの日だけ、神領民として奉祝行事に参加できるというシステムです。
15年前の白石持ち(遷宮)のときより行われております。

もう、恒例となっているため、参加者もリピーターが多いです。
その分、高齢化率もUP。
その特別神領民の車を安全に曳けるように、今年もサポートボランティア出動です。

車椅子で後をおっかけたり、杖を付いている人たちとその周りの人たちへの目配り。気配り。


いざというときのために、車椅子が伴走


写真を撮ってあげたり、疲れていそうな人に声をかけたり…。
いろいろお仕事もあるわけで…。

また、「エンヤー」を大きな声をあげてもらえるよう、こちらから見本?となる「エンヤー」を言いながら、いわゆる盛り上げ役。



みんな、笑顔で綱を曳き、歳を感じさせない元気さでした。
「伊勢」に来れば、みんな若返るのかもしれませんね。
こちらも、自然と笑顔になってくるものです。

午後からは祭りのまつりで、全国の祭りが、奉納舞いを外宮前で行われました。
どこも迫力や、そのおどりの動きに感動しながら、各現地で見れたらもっともっと感動するんだろうな…と思いながら見学していました。


沖縄のエイサーです。毎年来てくれていますね天願青年団のみなさん、遠方はるばるお疲れさまです。

翌日、喉がガラガラになってしまいました。
喉、痛いです。


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