HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

4度目の胚移植決行!!

2012-06-14 22:37:57 | 不妊治療報告
「14日は胚移植をするけど、解凍具合でいつになるかわからんで、一日開けといて」とS先生。
はい、一日空けました。
ちょうど、センター休みの木曜日だったので、よかった。

ここに来るまで、ホルモン注射を一日おきに打って、プラバノールとビタミン剤飲んで、エストラーナテープを貼って、毎夜座薬も…。という日々を繰り返してきました。

約束通り、朝の10:30に電話。
先生曰く、上手くいけば、昼ぐらいと思っとったけど、解凍が遅い感じなので夕方16:00に来てとのこと。

で、16:00に病院へ来たけれど…、なんだか、まだまだ解凍具合がなんとも…ということで、待つこと1時間…、先生に呼ばれて診察室に行くと…。

「うーん、解凍したけどさ、なかなか透明帯を突き破って孵化してへんのやわ~、ギリギリまで待ったけどこれ以上待ってもな~、どうする?」
と、S先生。

ええ?どうするって言われても…。
確かに、前回の移植の時も、透明帯を突き破ってくる力がないな~って言っていた胚盤胞は着床せずでした。
それが脳裏にあったので、これでまたダメか、分かっていて、移植する?お金もかかるよね?でも使わなかったら捨てるの?
と、どどどっといろいろ頭で考えてしまい、出た言葉が

「でも、もったいない、ですよね」(笑)前と同じこと言ってる…

先生は、「これは、すでに医学的にレベルとかではなく、野口さんの直感やわな、「元の場所に戻す」と思ってすれば、それが自然というか…。やでな、とりあえず、移植するか?」


ということに、「ハイ」と返事。

なんだか、今日のS先生、人間らしい言葉だったよ。(笑)

そういえば、前回の肺移植もグレードの悪い卵に先生は移植をあまり乗り気じゃなかったけど、今回のやりとりのことを思うと、前回より見込みあり??

第三回目肺移植の様子


既に、17:00を過ぎて、あたり周辺は私と看護師さん、先生ぐらい。
手術室に入って、いつものように、分娩代みたいなところで、移植。

わさわさと、看護師さんも増えて、ありゃ、こんなにいたのね。
でも、これってもしかして時間外かも…、思わず「今日は、残業すみません」とか言って、先生、鼻で笑っていました。

私の胚盤胞は、透明帯に切り込みを入れて、少しでも透明帯から出てきやすいように、アシステッドハッチングをしてもらいました。(たしか、いつもしているような…)

移植が終わり、20分ほど横になっていると、S先生が入ってきて、ニヤニヤしながら、
「ま、可能性的には難しいかもしれんけど、こんなパターンで着床した人おるしな~。あまり気にせず、過ごして、あとは卵の生命力を信じることやな」と。

あと、一度着床したこと時の話や、後どれくらい凍結精子があるのか?それがなくなるまでチャレンジをするのか?どうするのか?年齢的にはそろそろ厳しい?とかいろいろ話をしました。
そして、「そうやな、そろそろ結果が出てもらわんと、こっちもな~」って笑いながら冗談ぽく本音が…。(笑)

こうして、一命を取り留めた胚盤胞は無事、移植されてました。


一命取り留めた胚盤胞↑

プラバノールとビタミン剤飲んで、エストラーナテープを貼って、毎夜座薬…は、また繰り返され、注射も月曜日まで一日置きして、それ以降は薬のみで、25日(月)の判定まで、診察はなし。

前は、もうちょっと間に診察があったような…。ま、着床するときはする、しないときはしない。
あとは卵の生命力にかける…ということですね。

判定日までノンストレスで行こう!

千里阪急ホテルに泊まりました

2012-06-10 17:14:51 | 県外情報
今回の結婚式は、夕方からの式だったので、お泊りです。
バリアフリールームを取ってもらいました。


ベッド間は車いすは入らなかったけどね

このホテル、老舗ホテルなのですが、こんな風にバリアフリールームがあるのは、すごいですね。
そのような客層も多いと見受けられました。

お部屋の感じを少しばかり紹介

 



応接セットもあり、広いお部屋でしたよ。


従妹の結婚式

2012-06-09 22:57:56 | プライベート
9日は大阪でパートナーの従妹の結婚式でした。
朝から、松阪へ注射をしに行ってから、美容院へ行って、髪をセットして、昼前にパートナーと、お義母さんと車でGO。
結婚式は夕方からだったので、これで間に合います。
でも、着物を着るから、ちょっと早めの到着。



大阪の本日宿泊する千里阪急ホテルに到着して、着付けをして、結婚式会場へ。

会場は迎賓館です。



自然に囲まれた素敵なところでしたよ。

でも。雨…。
なんでも、従妹のRちゃんは生まれた時も大雨、ということで、根っからの雨女なんだとか…。宿命ですね(笑)
でも、着物で移動の私やお義母さんにはうれしく移動中は雨に降られなかったのよね。
ありがとう。

 

挙式はチャペルで、静々と。
花嫁のRちゃんはとっても素敵に仕上がっています。もともとがかわいいんだな~。
新郎のニノくんは、とても話しやすくいい感じ。ラガーマンでとっても頼もしいのですよ。
二人の挙式、なんだかジーンとしながら眺めていました。

バージンロードを叔父さんと歩く姿…。
なんだか照れくさそうでいて、少しさみしそうでした。



厳かな挙式が終わったら、親戚紹介。
順に紹介されていき、私たちの番…。
叔父さん、「あゆみちゃんはアンビリーバボーに出たことがあり…」まさかの、PRタイム。きゃー、恥ずかしー。

ということで、そこはハショっ会場を移動して、披露宴会場へ。



新郎新婦の想いがあって、アットホームな雰囲気で…というように、高砂がどでーんとあって、というようなものではなく、とても自然な感じのパーティに構成されていました。


 

 

  

 

いろんな写真が飾られたところには、昨年二人が伊勢志摩に遊びに来てくれた時のものや、パートナーがまだ歩いていた時の写真も…。



もっともっと、小さいころも…。興味津々で見てしまいました。

新郎のラガーマンとで活躍している映像もなども流れていましたよ。
 



最後のRちゃんの両親への手紙も、ちょっと泣いちゃいました。



とっても素敵な夫婦がここに誕生!って感じでした。
ぜひ、また伊勢志摩に遊びに来てもらわないとね!


お幸せに~。

結婚式と言えば、写真を一眼レフ持って写真を撮りまくることが多いですが、今回は着物を着ていたので、おしとやかに…。

写真は二人の了解を得て掲載しまーす。(いい写真を厳選してとのことでしたので…)

本物ののし袋

2012-06-09 13:52:32 | ハサカル
土曜日の結婚式で使用する、のし袋。



今回ののし袋は、本物です。
なにが「本物」かって?
みなさん、のし袋の右上にある「のし」の「のし」とは本当は「のし鮑」のことなのです。

のし鮑と言えば、鳥羽の国崎が有名。
ですね~。
伊勢神宮に奉納する「のし鮑」は、この鳥羽の国崎で作られています。
のしの熨斗は、ここからきているのですよ。



相差の海女小屋体験をしている兵吉屋さんには、そんな本物ののし袋が売っています。
のしの部分に本物ののし鮑が付いているのです。
すごいでしょ?


右上ののしに注目

兵吉屋さんはもちろんのこと、伊勢では「ペーパープラザいせ」「神宮会館」「おかげ横丁の神路屋」でも売っています。
お土産にもいいかもね。



これが本物ののし袋なのです。

東京で三重県のジビエを味わう

2012-06-08 23:03:55 | 県外情報
急遽、仕事で国交省へ行くことになりました。
翌日は大阪へ結婚式参列。仕事もいろいろ溜まっていて、不妊治療も回り始めたときです。
でも、行かねばならぬということで、行ってきました。

しかも、今日8日は、私の41回目の誕生日です。

誰もそれを知らない土地へ…。いいけどさ。別に。

霞ヶ関、もしかして私は初めてかな?
いや、内閣府の授賞式の時に行っているか?
あまり覚えが…。
とにかく、昼ごろに霞ヶ関到着。

ここに来れば、お昼はどこなとあるだろう?と思いきや、国の建物ばかりで、お店が全然見えない。
ビルも入口にもビル自体にも、「国交省」とか「内閣府」、「合同庁舎」とかまったく書いていなくて、どの建物も似たような感じ。

まずい、これはトラップだ。
とりあえず、目的の建物の前に来たけど、いまから昼食場所を探して必要以上にうろうろすると、時間までにここに戻ってこれないかも…。
私は、方向音痴ではないが(と、言い張る)、もと来た道を戻れないという習性。

目印として、パンくずを…。
しまった、パンくずさえも持っていない…。

とりあえず、今の場所から曲がらずまっすぐ進もう。
と、しばし進んでも看板というものが見えてこない。
そうだな~、郵便局ぐらいだ、看板は。

ということで、そこに立っている警備のお兄ちゃんに聞いてみた。

「すみません、ここらへんで、ご飯食べるところはないのですか?」

すると、どの建物にも下に食堂があります。と。
そりゃそうだ。県庁舎でも市役所でもあるもんな。
でも、それはあまり期待していなかったので、あえて選んでいなかった。

すると、お兄ちゃんが目の前にある農水省の食堂がよくテレビに出ていて、有名ですよという情報を教えてくれた。
こうやって紹介されています↓
http://www.maff.go.jp/j/heya/syokudo/index.html

そりゃ行かなくちゃ。

どうもその有名なお店は「咲くら」というらしい。
もちろん、食べに来ていている人のほとんどが国家公務員ですね。明らかに。
昼時ですから混んでます。

店に行けば、ジビエフェア?をしていて、なんと今なら、鹿肉料理がいろいろ。
さすが農水省です。
せっかくなので、鹿肉のトマト煮をチョイス。

あ、家でも嫌というほど鹿肉は食べれるのですけどね。
東京で食べられる鹿肉とはいかに?

ちなみに、この鹿肉はどこの鹿肉ですか?と聞いてみれば、なんと三重県産という。
ここにきて三重県の鹿肉ぅ?
どうも青山高原の鹿らしい。



「私、三重県から来たんです」
と、いったら、中から「え?三重県?ほんま?僕も三重県」と、料理長が出てきました。
ビックリです。

ということで、三重県の料理長が作った、三重県産の鹿肉のトマト煮と三重県産の小松菜のおひたしを選んでランチしました。



鹿肉、とても柔らかく煮込んであって、おいしくいただきました。
家でも作ってみようかな?

食後、無事、もと来た道を戻って任務を果たしました。

しかし、ほんま霞ヶ関に限らず、官公庁が固まっているところって不親切極まりないですよね。
この建物が何の建物か?
食堂だって、中に入らないとわからないし…。
周辺の人たちは、それらは分かりきっていることだと思うけど、おのぼりさんの私にはホンマ、どこがどこだか?
みんなどこで昼食べているのだ?と叫びたくなりました。

でも、咲くらでおいしい食事を食べられて、私の誕生日も救われました。
よかった、よかった。
ごちそうさまでした。

胚移植決定

2012-06-07 23:40:23 | 不妊治療報告
朝から、ART検診。
実は報告していなかったけれど、コツコツ検診には行っていました。
つぎのステップである胚移植を目指して。

で、朝からの健診行く前にチェアウォーカーべっちゃんから二子無事出産のメールが…。
丁度良い、検診の帰りに寄ろうと、出かけました。

ARTの健診、9:00予約だったのに1時間待ち。
はぁ~。休みの日だからよかったけど…。
予定が狂うわ~。
しかも1時間後よばれたら、検尿、採血。

げげ、採血って今から一時間は結果待ちやん…。
というわけで、先生、採血の結果出るまで、本館で友人が出産した見舞い行ってきてもいいですか~?とS先生に。

「好きにして、12時まで戻ってきたらええわ」ってことで、べっちゃんの見舞いと赤ちゃんを見てきました。
帝王切開後なので、べっちゃんはとても痛そうだったけど、赤ちゃんとってもかわいかった。



と、見舞ってから、舞い戻って、ART。

ホルモンの値もそこそこらしく、胚移植が木曜日に決定!

やっと、やっと、ここまで来れたよ。

ということで、S先生一気に

じゃ、今日から注射。
エストラーナテープは今日から3枚貼って一日おきに貼りかえる。
注射は一日置きに来て。
薬も出すで、月曜からプラノバールと座薬、座薬は夜ね。
ビタミン剤は残ってる?それもそのまま飲み続けて。
水曜日は検診、来れる?午前中無理?そう、じゃ、午後13:00に採血してあがってきて。
木曜日は移植やでな。




と、一気に…。

先生、ちょ、ちょっと待って、整理するで…。
と、頭の中を整理。

週末県外へ行くことが続く私、なんとか駆使して、これらをこなします。

鳥羽高校「観光とバリアフリー授業」盲導犬ゲスト

2012-06-06 23:40:05 | 講演・視察
台風が心配されましたが、朝から鳥羽高校の「観光とバリアフリー」の事業です。
本日はゲストの木村さんとそのパートナーの盲導犬テンダー。

 

毎年ありがとうございます。

1限目に木村さんの話を聞いてもらって、2限目にみんなで木村さんとテンダーの信頼関係を見てもらうため、廊下や階段をテンダーとともに歩いてもらいます。

 

目が見えるかのように歩く姿はみんなもビックリ。


ハーネス外して(仕事休み)みんなに触ってもらっています

木村さんがお話ししている間も、テンダーはちゃんと「じっとする」お仕事をこなしていました。
年々落ち着いてきている気がします。



帰りは、私の車でご自宅までお送りさせていただきました。


伊勢市バリアフリー観光向上事業

2012-06-05 23:34:46 | バリアフリーツアーセンター
午後から、伊勢市バリアフリー観光向上事業のため、「おく文」さんと「両国旅館」さんに訪問。
昨年に引き続き、バリアフリー改修の波がさらに出てきました。
わくわくします。

うれしいです。

6月26日にも二見にて勉強会がありますので、前回の伊勢市の勉強会に来れなかった宿泊施設の方は、ぜひ足をお運びくださいね。

しかし、忙しくなるぞ~。