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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

久しぶりの棟上げ見物

2009年08月03日 03時34分03秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 神戸の新しい住宅地・名谷に住んでいたときは、散歩に出掛けてよく『棟上げ』を見物しました。基礎工事をしているとろをマークしておき、資材搬入や足場づくりの仕上がり具合から棟上げの日を予想します。そして当日は見物時間を一時間以上予定して散歩に出ました。
 数人の大工さんがめざましく動き、クレーンが資材をつり上げ、見る見る家が建ち上がっていく工程は、どこの家が建つときであろうと見ていてワクワクします。
 ところが二年半前に田舎に引っ越してからその棟上げがめったに見られなくなりました。この二年間にうちのでは新築の棟上げが一軒だけ。近隣のであった棟上げはわずかに二軒。いずれも棟上げの日はしっかり見物しました。
 写真は数日前にあった棟上げです。下から組み立て積み上げていく工法で、屋根のコンパネを打ち付ける前に日が暮れてしまい、雨にあって数日経過しています。このあとは足場にシートが張られ、中でなにをしているのか見えなくなってしまいます。
 8月になりました。村人に気持ちよく墓参りをしてもらえるよう、きょうから三日かけて我が家の畑の草刈りをします。やっぱり古希ともなると、一日の仕事を三日でこなす心構えが大事です。70代になったばかりだからもう少し無理できないことはないけど、刈払い機を使うのは一日にガソリンタンク一杯と決めました。時間にすれば二時間足らず。『頑張る』ことはしません。『たのしむ』ができなくなったらやめます。でも「もうちょっとやろう。仕上げてしまおう」という気持ちは大事にしよう。『気』があると体が動きます。気に素直に生きたい。
 村の老人会の方と話していたら、去年夏の総出の草刈りの日、朝7時からタンク三杯の草刈りをぶっつづけにやってしんどかったと話しておられました。若い衆とといっしょの仕事で勢いがあってやれたことでしょうが、それでもしんどい気持ちは心と体にしっかり残ります。そんなマイナスをなるべく溜め込まないようにしたいと思っています。
 
コメント
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