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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

セイタカアワダチソウの堰堤は黄色のベルト

2009年11月05日 01時37分46秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 柿の葉、桜の葉などが色づきはじめ、秋が深まってきました。この寒さでクヌギやコナラの葉も色づくでしょう。ブログで何度かふれた『秋の深い色合いの山々』を見られるようになります。
 でもセイタカアワダチソウはいまが満開なのでしょうか。
 写真は我が家から歩いて三分の蛇ガ池の堰堤です。他の雑草は勢いを失っていくのにセイタカアワダチソウだけは咲き誇っています。しかし草の丈は腰くらいです。
 この堰堤は隣のと共同で6月の終わりに草刈りをして、消防ポンプを持ち回りながら刈った草を焼きました。それから生えた草だから丈が伸びなかったのでしょう。このあたりの田んぼは月に一度は草刈りをします。だから田んぼの土手にはセイタカアワダチソウは生えていません。しかし放棄田では土手も田んぼも2メートル以上のセイタカアワダチソウにおおわれます。他の草を滅ぼすし花粉でアレルギーになるというし、まったく始末のわるい外来の草です。
 とセイタカアワダチソウの悪口をブログに書いてから、ネットで検索してみました。『アレロパシー』という言葉が出ています。
「自分がはびこるために他の草の成長を抑える物質を出すことで、それが自分の成長も抑制する」。
 写真の堰堤は、まず他の草の成長を抑え、それから自分自身も短くなったのか。ぼくの勝手な思い込みでした。
 セイタカアワダチソウは地表から50センチのところに根を張り、そこの肥料を食い尽くしてやがて衰える。地表の浅い肥料帯には根を伸ばさない。地表に根を張るススキや萩がはびこるようになる……そうか。植物の世界は深いんだなー。
 明日の散歩は、また蛇ガ池の土手を歩いてみることにします。
 
コメント
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