古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

チャレンジャー

2009年11月10日 05時25分30秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 4歳になったばかりの孫の大志くんは、乗り物が大好きです。家から畑に行くときは、おじいちゃんに一輪車に乗せてもらいます。池のそばを通るときは「ヌートリア、どうしてるかなー」とたずねます。
 その大志くんが土曜日にやってきて、畑で遊びました。おじいちゃんが草やサツマイモのツルを燃やしているそばで遊んでいましたが、そのうち一輪車を動かしはじめました。いままで乗せてもらうばかりだったけど、自分で動かしてみたくなったようです。
 なんとか動かそうと一輪車と格闘してるな、と思いながら畑を片付けていて、ふと気がつくと大志くんがいません。遊歩道を見ると向こうで一輪車を動かしています。あんなところまで押していったのか。
 身長も力も足りないから一輪車が思うように動きません。でこぼこの場所にさしかかると、前にまわって引っ張ったり、また後から押したりして少しずつ進んでいます。
 大志くんの歓声。見ると一輪車を押して遊歩道を一周したところです。誇らしそうな顔がいい。全身の力と智恵をつかい切って、やりとげた歓声です。
 またすぐに、もう一周しようとする大志くんを見ていると、いつも可能性に挑戦する『子ども』という『エネルギー塊』に感心してしまいます。私たち老人とちがう種類の生き物みたいな気がすることがあります。
コメント
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