古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

黒大豆を刈って稲木に架けました。

2009年11月29日 01時59分36秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 黒大豆を稲木に架けて干す時期になりました。
 米の生産調整のために、今年は我が家の畑のまわりは黒大豆畑になっています。その二町五反の黒大豆畑は、JAの指導があって、11月に入ると葉を落とし、中旬には刈り取り、乾燥をはやめていました。ビニールハウスで温風乾燥をした黒大豆もあります。
 聞けば、今週中に脱粒すればいい値段で出荷できるけど、来週出荷ならキロ500円安くなり、年を越して出荷すると半値になってしまうそうです。一畝100メートルの黒大豆畑で、葉を落とす作業、刈り取って逆さに干す作業を何畝も延々とやり、ライスセンターで脱粒してやっと出荷になります。米つくりよりハードな作業がつづき、まわりの田んぼの黒大豆は全部なくなりました。
 我が家の黒大豆は、葉が自然に落ちるにまかせていましたが、お正月の黒豆を煮るにはそろそろ刈り取って干さねばなりません。稲木は去年常設しましたが、これには今年もらったワラを架けています。写真の向こう奥に、ブロックの草焼き場・道具箱・肥料置き場と並んで写っています。ですから今年は手前の畝に腰の高さの稲木をつくり、それに架けていきました。黒大豆は本数が少ないので10メートルの稲木に納まりました。
 葉を落としていないので、まだ枝豆にできそうなみどり色のサヤがあります。黒大豆のおいしい枝豆を思い出し、ちょっとサヤをちぎって帰り、ゆでてみました。でも枝豆の風味はもうありません。乾燥していないので粒は大きいですがしっかり黒豆になっていました。
 これから干したら脱粒は12月20日前後になるでしょう。黒大豆は、サヤが自然にはじけて粒が落ちてしまうことがないので、十分乾燥してから脱粒します。
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