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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

白昼堂々と! のうのうと!

2010年10月17日 02時24分40秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から

 稲刈りの最盛期です。まわりの田んぼの山田錦はほぼ稲刈りが終了しました。ヒノヒカリの稲刈りもはじまっています。我が家はそのヒノヒカリを分けてもらい、おいしいご飯を食べています。四年前この地に引っ越してひと月後の新年宴会で、村の人が「口吉川の米は特にうまい。炊きたてのご飯ではうまさがわからんでも、冷えたご飯をおにぎりにしたら味が違う」と自慢されましたがその通りです。田んぼの泥が深く、土に粘りがあります。いまから新米がたのしみです。
 畑で使う藁をもらいました。軽トラで田んぼに行き、束ねて積み込み、もらってきた藁を北側の稲木に架けた写真です。手前が畑の遊歩道、右奥の木立ちは村の墓地、土手の上はとなりの稲刈りを待つ田んぼです。散歩でビシッと干してある稲架を見かけ、「今年はきれいに並べたいから」と道子さんが稲束をつくるときからこだわりました。
 夜盗虫の大発生はつづいています。前日見た20号線南の黒大豆畑は二町あまりありますが、壊滅的に夜盗虫に葉を食い尽くされています。食い物の無くなった夜盗虫はアスファルト道路に這い出してぞろぞろどこかに行こうとしています。かなりリアルな夜盗虫被害の写真を撮りましたが愉快でないので稲架の写真にしました。
 この付近一帯に大発生しているのか、と範囲を広げて軽トラで散歩を兼ねて探索しました。となりのもそのとなりのも夜盗虫被害は甚大です。少し足を伸ばして細川町まで行ってみるとそうでもありません。地域限定の大発生でしょうか。
 よその畑はともかく我が家の畑を守らなくては。ということできのうは一日中黒大豆の畝にとりつき、夜盗虫の葉をハサミで切って燃やしました。夜盗虫は身を丸くして葉をコロコロと転がって逃げます。ハサミで葉の根元をそっと切ってバケツに入れるのが一番です。それをあらかじめ燃やした焼却炉の火で火葬にします。葉は夜盗虫の棺と思えばいい。村の黒豆畑ほどひどくありませんが一本の黒豆に数匹は見つけます。この作業を3日つづけてみます。
 それにしても『夜盗虫』という怪しい立派な名前をもらっているのに、白昼堂々と秋の陽だまりで日向ぼっこをし、のうのうと葉を暴食しているとは。それとも昼間隠れる地中は満員で、仕方なく居座っているのでしょうか。近日中に夜も来てみます。
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