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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ひたすら草刈りの一日でした。

2010年10月24日 07時11分34秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から


 
きのうはひたすら草刈りをした一日でした。
 写真は鳥取市近郊の『吉岡神社』です。9月はじめ鳥取県の板井原に旅したとき、我が姓を冠する吉岡温泉に泊りました。鳥取県に生まれながら訪れたことのなかった温泉に一度はつかってみようと思い立ったのです。
宿に着いてから散歩に出てみると、通りをまたぐ歓迎アーチ、郵便局、農協から神社まで全部に我が姓がついています。子どもだったら得意になったかな、と思いながら山すその神社に足を伸ばしました。
 ご先祖さまとかかわりがあるかもしれない。草刈りくらいしてあげようかな、と思うほど草が伸びていました。10月には秋祭りがあるので今ごろはきれいに刈られているでしょうか。
 畑の土手の肩を見るとリコリス(万珠沙華/彼岸花)の花は枯れ茎はしおれましたが、濃い緑の葉が出はじめています。リコリスは強くて球根を植えると確実に生え、年々球根を増やします。でも今年植えたところだから葉が伸びるまでに草刈りをすませたほうがいい。
 きのうは一日中草刈りをしました。はじめに南側の土手を刈ります。ここは長さ50メートル、斜面は5メートルありますから、四回に分けて刈ります。まず上の畦(あぜ)を刈り、次に斜面中ほどにつくった足場から上半分を刈り、下半分を刈り、土手下に残っている1メートルほどの斜面は下の屋敷に入らせてもらって刈ります。
 秋になり草の勢いがなくなったので刈った草の量は多くありません。それでもサラエでかき上げると一輪車で何度も運ぶほどあります。それを材木を燃料にして燃やすと白い煙を上げて生の草が燃え、いい草木灰ができます。
 草運びは土曜日にやってきた孫の大志くんが頑張りました。大志くんは去年の秋、一輪車を押して遊歩道を周回することを覚えました。動かなくなると一輪車の前にしゃがみ、横にしゃがみ、どうすれば動くか考え、押したり引いたりします。おじいちゃんおばあちゃんは、子どもの自分でやろうとする意志の強さに感心して見ています。
 いまでは畑に来ると一輪車で何周かするのが彼の遊びになっているのですが、きのうは坂になった道路を草を積んで全身で押していました。こんなふうに全身をつかい全力を出し切って頑張る時間がみんな成長の養分になるのですね。子どもはすごい。なお子どもの遊びで『一輪車』というと自転車みたいなあの乗り物をイメージしますが、うちの孫の場合は運搬用一輪車です。それにしても我が孫は、5歳児としては運搬用一輪車を扱う技量はなかなかたいしたもの。とおじいちゃんはひそかに自慢したくなるのですがね。
コメント (1)
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