ぼくは夜中12時頃から起き出して、ブログを書いたり、本を読んだり、漢字ナンクロをしたり、深夜のテレビを見たりします。今日は『NHKスペシャル 認知症の第一人者が認知症になった』(深夜の再放送)を見ました。長谷川和夫さん(90歳)が認知症になった日常生活を撮った番組です。
長谷川和夫さんってどういう人か。
認知症の専門医で、「長谷川式認知症評価スケール」を考案した人です。「ボケ老人」「痴呆症」などというコトバを「認知症」と替え、その診断に大きく貢献した第一人者です。そのお医者さんが認知症になった。彼の日常生活を撮った番組です。
80歳を越えて、ぼくも認知症が他人事でなくなったかもしれません。まず思ったのは、毎年「戦争のない、平和な世界を」と熱い年賀状をくれる友人から「今年は賀状が来なかった」。訃報はきいてないし、なにがあったのだろう。それからもう一人、賀状の絶えている友のことを。
ぼくだって「いつ認知症がはじまるかわからない」。82歳になってるんだから「結構な長生きだ」。膝の手術も白内障の手術もして、まだ元気に生きる感じだ。78歳の妻もなんとか元気だ。だが認知症はそんな『元気』と関係なくやってくるだろう。
亡くなった先輩にきいたことがある。「認知症になったら風邪引かへん。元気になる。信念というか思い込みがつよいから、やることにパワーがある。全力で〈お守り〉しても力負けする」。夫婦のどちらかが認知症になったとしたら、ならない人のほうが力負けするだろう。
しかし、何を、どう考えたらいいか。
田舎の自然に囲まれて、のんびり暮らすのは、認知症予防にプラスになるだろうか。
そうだ。「歩くのはいい」とだれかにきいた。裏山の向こうの福地池をまわる散歩道を歩こう。いまは寒いから春になったら。
年寄りになってのんびり暮らしているつもりですが、生きてると悩みは尽きませんな。
長谷川和夫さんってどういう人か。
認知症の専門医で、「長谷川式認知症評価スケール」を考案した人です。「ボケ老人」「痴呆症」などというコトバを「認知症」と替え、その診断に大きく貢献した第一人者です。そのお医者さんが認知症になった。彼の日常生活を撮った番組です。
80歳を越えて、ぼくも認知症が他人事でなくなったかもしれません。まず思ったのは、毎年「戦争のない、平和な世界を」と熱い年賀状をくれる友人から「今年は賀状が来なかった」。訃報はきいてないし、なにがあったのだろう。それからもう一人、賀状の絶えている友のことを。
ぼくだって「いつ認知症がはじまるかわからない」。82歳になってるんだから「結構な長生きだ」。膝の手術も白内障の手術もして、まだ元気に生きる感じだ。78歳の妻もなんとか元気だ。だが認知症はそんな『元気』と関係なくやってくるだろう。
亡くなった先輩にきいたことがある。「認知症になったら風邪引かへん。元気になる。信念というか思い込みがつよいから、やることにパワーがある。全力で〈お守り〉しても力負けする」。夫婦のどちらかが認知症になったとしたら、ならない人のほうが力負けするだろう。
しかし、何を、どう考えたらいいか。
田舎の自然に囲まれて、のんびり暮らすのは、認知症予防にプラスになるだろうか。
そうだ。「歩くのはいい」とだれかにきいた。裏山の向こうの福地池をまわる散歩道を歩こう。いまは寒いから春になったら。
年寄りになってのんびり暮らしているつもりですが、生きてると悩みは尽きませんな。