古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「オレは賢いんだ」と思いましたが ……。

2025年02月18日 16時57分37秒 | 古希からの田舎暮らし
 朝はうっすらと雪が積もっていましたが、太陽ですぐにとけてしまいました。「いい天気だし、材木は昨日切って、クレオトップを塗ったので、すぐ仕事にとりかかろう」。畑に行って、現場で仕事をイメージしました。 
「そうだ。足場が不安定だったけど、小屋の中に軽トラの荷台を突っ込んだら安定した足場で仕事ができるんだ」と〈すばらしい思いつき〉に感心してもどってきました。早速軽トラの枠を下ろして、小屋に突っ込みました。荷台の幅ギリギリですが、仕事をするのにちょうどいい高さです。

 屋根の枠を組み上げて、塩ビ波板を打ち付ける段取りができました。荷台に乗って安心して仕事ができます。

 午後、「昨日買った塩ビ波板用の〈傘釘〉で屋根が組める」と畑に行きました。「おれは結構賢いんだ。軽トラの荷台を足場にしたから仕事がやりやすかった。オレは賢いなー。さ、仕事にかかろう」。ところが〈傘釘〉がありません。「昨日たしかに買った。900円くらいだった。今日はあれで塩ビ波板をとめて、屋根は完成するぞ」といい気分で午後の仕事にかかりかけました。
 ところがあちこち探しても、傘釘がありません。「確かに買った。絶対にあるはずだ」。小屋や畑を30分以上探しました。「900円くらいのモノだからもう一度買いに出ようか」とも思いましたが「いや、絶対にある」と昨日動いた動線を何度も探しました。
 やっぱりありません。仕事をあきらめて家に入ろうとしたとき、思わぬところに傘釘を置いていました。「なんでこんなところに傘釘があるんだ」とわけがわかりません。でも見つかったとたん、仕事をする気がなくなりました。「老人のおろかさ」か「わけのわからんことをした」という思いか。仕事をする気が急に抜けてしまいました。
 それで今日の仕事はおしまい!
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