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秋の花コスモスが枯れ、土手や空き地に咲き誇っていたセイタカアワダチソウの黄色い花が枯れ、紅葉とともに冬枯れの気配がしのび寄っていますが、そんなときに咲きはじめた花があります。『皇帝ひまわり』です。写真は我が家の庭に咲きはじめた皇帝ひまわりで、つぼみがたくさんついていますから、しばらくはあざやかな黄色の花がたのしめます。
でも「花壇がさびしくなった頃に咲く花なんて素敵ね。わたしも皇帝ひまわりを植えてみましょう」というお方にご忠告申し上げます。皇帝ひまわりはものすごく背が高くなります。花の写真を撮った足場を見てください。
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庭に立てた2メートル10センチの脚立に上り、一番上の板にまたがるようにすわって、こわごわ撮った写真なんです。ネットで見ると5メートルくらいになるそうですから、うちの花はまだかわいいほうです。咲いたからって花を見ようと思えば二階・三階に上がるしかありません。我が家のように二階がなければ、下から花の裏を見上げるしかありません。
同じように今頃咲く花に『皇帝ダリア』があります。これもものすごく背が高くなり、見上げても花の裏しか見えません。そこで道子さんに「ウッドデッキのそばには植えないで」といったら、来年は電柱の目隠しに柵のそばに植えるそうです。でも街灯の光が当たると花が咲かないと書いてありました。どうなるでしょうね。
きのうは快晴で朝から青空がきれいでした。そこで軽トラでゴミステーションに行ったときに、保木の神社にまわりました。この木はぼくのブログで何度も写真をアップして紹介していますが、昭和天皇即位のとき全国の神社に配られた楠の苗木が大きくなったものだそうです。枝ぶりがよく、見ていると胸が広がり、いい気持ちです。いつか青空をバックに撮りたいと思っていましたが、念願を果たしました。
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小さい神社の鳥居のそばに一本だけ立っている大木で、稲刈りのすんだ田んぼに長靴で入って撮りました。近寄ったり離れたり、日の当たる角度を見ながら、場所を変えて撮りましたがどれも絵になる。口吉川町に移り住んで一番気に入っている木です。