古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ヤマナメクジ退治!

2009年11月04日 02時49分43秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 夜9時。裏の竹薮に懐中電灯を持って入り、シイタケ原木をはっていたヤマナメクジを捕まえました。ナメクジを捕まえるといっても、逃げまわるわけではないので簡単です。火バサミで捕まえてビニール袋に入れて持ち帰り、翌日のゴミの日に燃えるゴミとして出しました。火葬してあげる気持ちです。
 このヤマナメクジは、ふつう庭をはいまわるナメクジより大型です。説明には10センチあると書いてあります。写真のヤマナメクジは8センチほどでした。火バサミではさんだ感触では、ちょっとコリコリした感触でしょうか。ナマコみたいに。 裏の竹薮につくったシイタケの原木置き場で、今年もシイタケが採れはじめました。と同時にそれを食べにカタツムリとヤマナメクジがやってきます。カタツムリのほうがたくさん食べます。一昨日は、二人で懐中電灯を持ち、防寒対策をして裏山に入り、カタツムリ1匹ヤマナメクジ2匹を捕まえました。立派になったシイタケのカサはしっかり食べられていました。
 ぼくはパントリーづくりですが、畑では道子さんが落花生を収穫しています。日本の落花生の産地といえば千葉県だそうで、ここでは落花生は地面から引き剥がすように抜いて、それを裏向けに積み重ねて一ヶ月乾かすそうです。雨で土が落ち、葉も殻も乾燥していい具合になります。ところが落花生も黒大豆と同じく枝豆として食べることが年々盛んになっているようです。
 種販売でも枝豆品種の落花生が売ってあったり、ゆでた落花生のパックが売ってあったりします。今年も日頃お世話になっている老人会長や借りてる田んぼの地主さんに賞味してもらいました。
 ブログを読んでくださっている方に、近くのJA豊地支店に売ってある燻炭を紹介したことがあります。ここの燻炭は大袋が500円と安かったのですが、新米のモミガラが燻炭になって販売されるようになった一ヶ月前に買いに行ったら、750円になっていました。一挙に5割値上げです。その燻炭も先日近くの人が買いにいったら予約しないと手に入らないそうです。参考までに『よかたん』温泉では大袋を1000円で売っています。こうなったらモミガラをもらってきて、去年みたいに燻炭をつくろうかな。ジョウゴ型の燻炭器の中にダッチオープンを入れて焼き芋をしてみようかな。 
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脱官僚のチャンスを逃すな!

2009年11月01日 00時30分51秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 政権交代が実現しました。脱官僚を標榜する政党が政治を仕切ろうとしているのを応援しながら、胸にわだかまっていることを書きます。
 日本が戦争をしていた1944年(昭和19年)、連戦連敗の日本軍が起死回生の作戦として打って出たのが『インパール作戦』でした。10万の将兵でビルマからアラカン山脈を越えてインドに攻め入り、インド独立を願う人たちと手を結び、イギリスを追い出そうとする作戦でした。
 しかし戦力も見通しもない無謀な作戦でしたから、作戦断行を主張する牟田口廉也中将に部下の参謀たちは反対しました。彼はそんな参謀を次々と更迭して作戦を断行し、数万の将兵を失いました。歴史に残るあまりにも愚かな作戦でした。
 いまさら牟田口を糾弾しようというのではありません。大作戦ですから牟田口の上司が、さらに東条を頂点とする大本営の参謀が作戦に「ゴー」を出した筈です。問題はこんな愚かな作戦がまかり通ったことです。数万の将兵を自分たちの間違った作戦で死なせながらだれも責任をとらない。
 それが軍官僚でした。
 その官僚体質はいまも日本の官僚の中に生きています。国民のための政策を行うより、自分たちの面子・権益・栄達を考える体質です。彼らは敗戦後も日本の官僚体質を温存して、おいしい汁を吸える巣づくりを営々としてきました。頑丈な居心地のいい巣ができています。
 それがちょっと政権が交代したからといって、簡単に手放せるでしょうか。ここはなんとしても権益を守らなくては。官僚は強大です。あらゆる抵抗と妨害を排して脱官僚を実現するのは容易なことではありません。応援が必要です。
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