104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

二輪事情

2010年04月19日 18時40分09秒 | Bike
販売台数がピークの9分の1に激減!日本製オートバイのあまりにも厳しい前途(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


 以前に放送されましたアメトーークの「バイク芸人」でも触れられてましたが、やはり二輪業界はどん底です。まぁ仕方ないっちゃそうなんですけど。記事内では原因として、

①主婦層、若者層のオートバイ離れ
②海外メーカーの高級志向に対抗して国産品の値段を上げたことに伴う顧客離れ
③アジア太平洋州のFTA(自由貿易協定)の影響

とあります。


 ①につきましては四輪にも言えることですが、二輪ならではの原因があるとすると、カッコいいバイクが無くなったってことも挙げられます。大型ならともかく、400㏄までの中型クラスでロードスポーツってのは非常に少なくなってます。80年代~90年代にかけては2スト車に代表されるようにレプリカやネイキッドが席巻しており、250㏄を中心に多種多様なラインナップがありました。スパーダの広告に故アイルトン・セナを起用したりとブイブイ言ってた時代もありましたが、それはもう昔の話。現在は見る影もなし。私の乗ってるアクロスみたいなのはもうありません。


 そして②についてですが、環境に配慮して云々ってことで現在はキャブレターでなくフューエルインジェクション(FI)が主流になってます。数年前に各社一斉にモデルチェンジしました。この時、当然のごとく定価は上がりましたが、馬力やトルクは下がるという始末。そりゃ誰も新車を買いませんやね。四輪に比べ、排出する排気ガスは少ないですし、そりゃ誰だって馬力やトルクがあって種類も多い中古を選びますよ。


 そしえ③については、現在高速なんかを走ってみますと外車の多いこと。これは四輪と同じですが、やはりバイクってのは趣味の産物なんでハーレーであったりBMWであったりの高級車を保有していることが一つのステイタスなんですよね。価格もコンパクトカー並でスペースも取りません(運転技術はこっちのが難しいと思います)。


 こうして見ると、四輪以上に二輪は衰退産業であると言わざるを得ません。ただ、それは魅力的な車両がないということも考えられます。ここいらで一つ四社が独自の方向性でミドルクラスのネイキッドなりツアラーなりを作ってみてはどうかと思います。バイク乗りなんてのは趣味にお金を費やすことは厭いませんから、良いものが出れば売れるのは間違いありません。世界一売れている車はスーパーカブなんですから。 

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4 コメント

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Unknown (湯茶)
2010-04-19 23:37:03
HY戦争時分の峠小僧たちは今は600ccクラスに乗り換え、大型免許が教習所で取れるようになって初心者でもリッターバイクに乗れる。

ミドルクラスはスクーターくらいしかなくなってしまうんじゃなかろうか…

ヤマハがWR250のエンジンで新SRX作ったら購入考える
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いや、日本のバイクは永遠に不滅です。 (Z)
2010-04-20 09:04:49
なに長島元監督みたいな事を言ってんだと思われるでしょうが、私は日本のバイクが世界一だと思っています。

ハルモト漫画の「RAIDEX」という本を最近読んでますが、まだまだバイクにロマンを感じている人は多いはず。

さらに初瀬様がこのブログを通して少しでも盛り上げていかなくては。

そういえば毎年恒例のゴールデンウィークのツーリングのご予定は?。
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Unknown (初瀬104)
2010-04-20 19:17:10
>湯茶
 確かに大型が身近になったってのはあるよね~。一発試験の頃は知らんけど、そりゃ難しいと思うわ。

 ただ、シングルスポーツはさすがに無理だと思うぞ。
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Unknown (初瀬104)
2010-04-20 19:18:56
>Zさん
 世界のトップ4であることは間違いないんですけど、やっぱラインナップが昔に比べると大人しいんですよね。まぁ、このブログは書きたいことを書きますんで、あんましバイクバイクはしません。

 GWはとりあえず山籠りですんで、ツーリングは行けませんね。
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