104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

紅葉

2005年10月02日 11時13分10秒 | Weblog
 さてさて、そろそろ紅葉が始まってもおかしくない時期なのですが、大阪は今日も最高気温が30度。ナメとんか? これを書いている最中にも、近くの神社でお祭りでもしているんでしょうか? 何かしら聞こえてきます。まぁ私はそれほどお祭り好きというのではないので。

 紅葉といえば、京都に人が増える時期でもあります。ただでさえ年中人だらけの街なのに、さらに入ってくるというのはどうにもこうにも・・・。生まれてこの方大阪府民なのですが、ちょうど京都と大阪(梅田)の中間辺りに住んでいるもので、どちらに行くにもさほど時間を必要としません。しかも大学は京都にありますので1週間のうちほとんどの日は京都に出かけます。

 いつも思うのですが、四条通や新京極あたりを歩いているとやたらと修学旅行生を見かけますね。しかも年中ひっきりなしに。「休み明けたばかりちゃうの?」と思うような時期にもいたりします。マンガなどで描かれていますが、東日本の方々の修学旅行はやはり京都なのでしょうか? 奈良には行かないのでしょうか? まぁ奈良は私も行きませんが。恐らく彼らの方が私よりもドコに何寺があるとか言うのに熟知しているでしょう。清水とか八坂とか金閣とか銀閣とかドコにあるのか知りません。

 あと、多いと言えば祇園祭の時でしょうか? ハッキリ言ってシャレになりません。バスや地下鉄もダイヤ変更を余儀なくされています。それでも多い。地上なんか歩けません。生まれてこの方20数年、「すぐに行ける」と思うがゆえに一度も行ったことはないのですが。一回生で他の地方から来た後輩はモノ珍しさに行ってたみたいですが。まぁそれほど祭りは好きではないので。夜店を回ったりするのは嫌いじゃないのですが、人が多いのがイヤ。

 正直、京都の大学に通ってそれほど得したと思ったことはありません。別に寺社を回る趣味はないですし、歴史探訪をしても「坂本龍馬・中岡慎太郎遭難の地」は今では京阪交通社ですし、幕末の時代に各藩邸が軒を連ねていたところの向かいは、今では居酒屋が軒を連ねていたりします。まぁ実際見てみると浪漫も風情もそれほどないんですね。

 ただ、紅葉と桜だけは本当に綺麗なものが見れました。いつも京都の北の方、鴨川になる前の賀茂川の沿いをバスで通るのですが、春先は堤の桜が一斉に花を付けるので非常に幻想的です。大学の構内にも桜が植えられていて、しばしば頭や肩に花びらを付けた学生を見かけます。秋になれば、遠くの山々が赤や黄色に染まっていく姿がこれまた素晴らしい。少し上ればに貴船だとか鞍馬もあります。まぁ、夏と冬は地獄なんですけどね。直射日光が降り注いだり、すぐに雪が積もっ階段の多い本学では転倒者が続出します。
 こうして誉めるものが自然ぐらいしか見当たらないと言うのも哀しい話ですが。



 にしても「紅葉」と聞いて「奇稲田」と連想する人ってまだいるのだろうか? あれは最後に祭りで全て終わらせちゃったのがもったいなかったけど

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