104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

これぞNT

2005年10月15日 15時27分36秒 | Songs & Music
 ここのところ結構当たりが多かったので久々にこのカテゴリーを更新します。ってゆ~か、これまでに取りこぼしもあったのでこの際一気にご紹介いたします。またもや全部田村直美ですので悪しからず。


・開演のベル~I'm Just a Woman~
 やっとこ購入に踏み切ったアルバム「エクセレント」に入ってた曲。理由はないのですが、これまで見付けても購入までにいたる機会がなかったんです。聴いてみた感想は・・・何でもっと早く買わんかったんかなと。田村直美としてのファーストアルバムなので、歌には若々しさが感じられます。裏を返せば、多種多様な田村直美と言うものはまだ薄めかなと。
 曲としては、以前紹介した「あきらめない夢に」の逆転バージョンといった感じです。「あきらめない夢に」は「自分にとっては哀しいことだけど、長年の夢が叶いそうな恋人を送り出そう」というイメージでしたが、これは「自分の夢が叶うチャンスが到来して、恋人に別れを告げる」っていうイメージでしょうか。90年代前半に女性の強さが強調される次代に則したものだと思います。タイトルの「開演のベル」は「自分にとっての晴舞台が今から始まる」、「I'm Just a Woman」は「一人でも生きていける」という表れとも取れます。田村直美の詞にしては珍しい部類に入ると思います。(歌詞が見つけられなかったのが残念)


・つのる想い
 同じく「エクセレント」に収録されています。歌い方も若けりゃ解説の写真も若い。田村直美らしいスローテンポなバラードです。簡潔に表すなら「好きだったけど言い出せずに離れてしまった」って感じでしょうか? いかんな、強烈に思い当たる節があります。一緒にいる機会が多く、知らない間に恋心を抱いていた。しかし、時間が経つに連れて無情にも離れ離れになってしまい、連絡を取ることも無くなってしまった。叶わない夢とは知りつつも、あの日々は今でも鮮明に記憶に残っているっていう。いかん、段々テンション下がってきた。やたらと感情移入してしまいます。いらんことまで思い出してしまうな~・・・。(同じく歌詞が見つからなかったのが非常に惜しまれます)


・All You Need Is Love
 4thアルバム「Grace」に収録されています(リンク先より試聴できます)。このCDはブックオフ、ブックマーケットをはじめとするリサイクル書店を5件以上巡っても見つからなかった一品です。まぁ、絶対数が少ないので。何とかアマゾンで購入。この曲を聴くために買ったと言っても過言ではありません。
 曲としてはアップテンポなチューンにストリングスが彩りと厚みを添えている感じでしょうか。8ビートのドラムにベースの16分での刻みでさわやかなリズムを演出しています。詞は・・・思った以上に難しいですね(私の経験値が不足しているのでしょうけど)。何とか解析すると「自分には好きな人がいたけど、親友も同じ人に想いを寄せていた。ある日、その人から『好きだ』と告げられたが、親友の想いを知っていたので泣く泣く断る。その後、親友は晴れてその人と結ばれることなり、自分はその幸せな姿を見守っている」って感じでしょうか? 間違ってるだろうな~・・・。
 ジレンマと言いましょうか、私にはそういう経験はないのですが、親友同士で同じ人間を好きになってしまったらどういう行動を取るのでしょうか? 身を引く人、想いを貫く人、様々だと思います。(歌詞はコチラ


・僕であるために
 同じく「Grace」から。ピアノとドラムが印象的なスローバラード。1番の歌詞では残された男の視点で失恋の傷を引きずっているのかと思いきや、歌詞全てを加味すると死別してしまったとも取れます。その場合は「恋人の死が未だ信じられなくて、まだどこかにいる」と思いこんでいたのが次第に「現実を受け入れたけど、そんなに強い人間じゃない。まだ何もする気にはなれない」と変わっていきます。それがまた「このまま塞ぎこんでいても仕方がない、動き出そう、僕はまだ生きている。」となります。「死別」路線の方が重みが出ますし、感情移入もしやすいですね。ってそういう経験をしたわけではないですけど。(歌詞はコチラ


・光と影を抱きしめたまま
 魔法騎士レイアースの最終OP。この番組はOP曲に田村直美→中村あゆみ→田村直美と私好みのシンガーを起用し、私好みの曲を提供してくれたということで個人的評価は非常に高いです。画も綺麗ですし、ロボットも出ますしね(ロボット大戦には出んかな~? 合体もするし生身でも中々なのに)。
 曲としては最初からレイアースのOP用に作られたようで、光と影が獅堂光とノヴァを表していると思われます。第1期で衝撃的な終わり方をしてしまい、その驚きが冷めやらない内に第2期に突入してしまったのは視聴者も同じ。ちょうど第2期のお話も佳境に入ってきた頃に変わった曲なので、自分の心の負の部分が具現化したノヴァに対して、「克服する」のではなく「それも全て受け入れる」という光の成長が現れています。はっきり言って、第2期に海と風はいなくても話は進みます。ただ、少女漫画チックな展開にするためと、合体レイアースを出すために必要と。(歌詞はコチラ


・Thanks a Million
 ベストアルバム「Thanx a million」の目玉曲。このCDは通常のプラケースではなく、紙媒体を使用しております。例えるなら絵本のような感じでしょうか? 歌詞や解説が一冊の本になっています。表紙はハードカバーなので防護も問題なし。CDは裏表紙に挿入されているというちょっと凝った作りになっています。
 曲としてはこれでもかというぐらいのクリスマスソング。バックにはオーケストラを従えているものと思われます。詩の内容はどうなんでしょう? 「想いを寄せられていた人が戦場に行って、いなくなって初めて自分の気持ちに気づいた」ってかんじでしょうか。戦場のメリークリスマスってわけではないみたいです。
 基本的にクリスマスソングって嫌いなんですが、これは好きな部類に入りますね。って嫌いだったら取り上げないか。(歌詞はコチラ



 あんまし長くなりすぎると後々ネタ詰まりになるのでこの辺に止めておきます。以前の記事も少々手直しをする予定なんでよろしけれ目を通してみてください。
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿