このすばるくんが、ヒロトっぽすぎてスバラしすぎるので、
でっかすぎるけどいいか。
念願の「味園ユニバース」観てきました。
磐田は上映が遅くて、春休みに突入で観れず。
もう午後の部しかないけど、無理やり行くんだ。
インパクト大!最高!
ジャニーズオンチの私でも、
クロマニアンのすばるくんのことは、存じておりますとも。
短髪は、若き日のヒロトっぽい。
アイドルらしからぬ、圧倒する声量。
冒頭、マイクを奪って突然、落雷のような「古い日記」を歌い出し、
いきなり気絶。
あれは、つかまれる。
スバリストへのサービスっぽい、スピッツや聖子ちゃんも悪くないのだけど。
主題歌の「ココロオドレバ」のポップさも、
スカパラとヒロトの「
星降る夜に」っぽくて、
軽可愛さも悪くないのだけど。
やっぱり「古い日記」。
この映画で、この歌声で、この唄を叩き込まれた。
アッコさん、今まで聞き流してごめん。
歌唱力というより、説得力。
彼の愛想のなさや不器用さ(この映画のプロモートで、質問の答えを考える沈黙が長すぎて、放送事故レベルを受けての本人の反省文騒ぎね。)は、
もはや昭和の巨星、高倉健さんを越えている。
ヤサグレ感や胸をかきむしるような切なさで、
情感たっぷりな重暗い昭和歌謡をどっぷり歌って欲しい。
映画はねー、大阪の臭いプンプンで気持ちよかった。
まるで異国。まるで昭和。
二階堂ふみさんのじゃりんこチエぶりもイカす。
歌うまいヒトって、セリフの間が絶妙。
言葉の意味を理解する前に心の奥に届いてる。
脱ポチオの、悪い大阪弁もすげ!かっこえかった。
ヒロトのコメントがうつって、
「スバル、愛してるよ!」と言っちゃう。
しかし、マーシーのコメントは、全くイミフです。
天才は、わからん。
終わり方、私にはあれでいい。
心底、ウタノチカラを感じる映画でした。