妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

アルツハイマー病重度の段階で思うこと

2013-02-19 16:57:15 | 日頃気になること

私の妻は アルツハイマー病で要介護5 全介助 意思の疎通は出来ません 老健に入所中です

3日毎の食事介助に通ってますが ここ1か月以上笑顔を見ていない

無表情と言うか 私に目線を合わすことはないし、まるで目を開けて眠っているようだ


けれど、食事はスプーンで口に運べば出されたもの何でも好き嫌いなく時間は かかるが全部食べる。


月に一度くらいは対面して直ぐに 私を分かって笑顔を見せたり 数分経ってから私に気が付いて、

笑顔が出たりした。


が、だんだん 笑顔が見られなくなり 最近は45分間の面会時間中一度も私を見ないことが多くなった。


今日こそは笑顔が見れるかな?

私を分かるかな?

と、期待して面会に行っていた・・・。


最近は 病状がこの段階まで進行してしまったのだと 認める時がきてしまったと 自分が納得

しなければ・・・・??


なにしろ アルツハイマー病は確実に脳の働きがゼロに近づいていくのを目の前で観察してきた。

しかし 私は一縷の望みまでは捨てていない・・・


私は ちかごろ認知症高齢者の医療・介護に尊厳と言うか 何か自然の法則に

逆らっていくような流れを感じます