妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護の回想(15)おやつのカステラ続き

2013-02-22 19:33:49 | 介護の回想

昨日の続きです 8年前の要介護2の時の出来事  現在は要介護5全介助です

妻のような認知症患者には難しい1度に複数の工程、特に調理は難しいはずが1度の指示で、

5つの工程を飲み込んで楽しんでやっていた・・・。

完璧に終わらせたのには職員さんも驚いたと言ってました


妻は 以前の職場は厨房だったので 複数の工程も簡単に理解できたのでと思う

身体で覚えてしまうのだと思う。


しかし、この頃 家でみそ汁つくりを頼んだ時のこと 具は白菜だった・・・

必要量の何倍も切って鍋に入れると 山盛りになってしまった・・

そのまま煮て白菜の煮物になってしまった、味付けして結構な味だった記憶があります。


カステラの作業偶然にリズムで覚えたのだと思う

体操のように 箸でリズムをとって身体を踊らせてワン、トゥ、スリー、フォー、ファィブと声を出して張り切って

いる光景が浮かんだ。


この日帰ってからデイの話をしました

それが今日のことを以前の職場の厨房の話をした

以前の同僚の名前やベルトコンベアの話になった・・・!!


私は黙って顔を見て聞いていた 話し終わるとトイレットペーパーいじりに変わった