ふくちゃんの部屋・goo

2005年5月にブログを開設、2009年8月3日で67歳、80歳でボウリングを投げ、時々お酒を飲めるを長期目標に

5月2日退院しました

2009年05月03日 | Weblog
C型肝炎の治療を目的にインターフェロンを
4月20日から開始、5月2日に3回目の注射をして
退院しました
他人の入院の話など面白くありませんが、私のような
アラカン世代(アラウンド還暦)には知らないうちに
C型肝炎ウィルスのキャリアになっている人が100万人も
居るそうですし、インターフェロン治療を考えている人が
居れば、少しは参考になるかな?と思い、副作用などの
体験を書いてみました

文章だけではつまらないので、内容と関係ありませんが時々写真を!
これは最初に出された病院食です、とても量が多いように感じましたが
1日2000Kcal以下になっています

<C型肝炎の進行>
C型肝炎は昔予防注射の針の回し打ちや私のように輸血(当時は売血時代)により
C型肝炎ウィルスが体内に取り込まれ、活性化の後慢性化してしまう人が
ほとんどを占めています、慢性化すると30年くらい(個人差があるが)
かけて肝硬変から肝がんに進行していきます

写真は腕に巻いたバーコードです、以前点滴の取り違いなどを起こした
病院があり問題になりましたが、今はバーコードを読み取り
さらに名前を言って間違いを無くすようになっています

<慢性C型肝炎の治療はインターフェロンだけ>
現在C型肝炎のウィルスを排除できる治療はインターフェロンだけです
以前は1日おきにインターフェロン注射が必要でしたが、現在は1週間1回
注射するだけで良くなりました、注射とリバビリンという飲み薬を
併用します、それでも基本的に48週、必要に応じさらに24週続けます
私も医師から72週を覚悟して欲しいと言われています
それでウィルスを排除出来る確立は50%程度です
それでも治療する意味があるのは、治療中は肝臓の数値が下がり
たとえ完治しなくても将来悪化する速度を抑える効果もあるからです

写真は病院で使っている電子カルテ(パソコン)です、看護師さんが
体温・血圧などの基礎データはもちろん患者との会話の内容を
その場でパソコンに打ち込んでいきます
最近の看護師さんはパソコンも出来なければ勤まりません

<インターフェロンの副作用>
インターフェロンの副作用は、一番多いのがインフルエンザのような
症状です、私も1回目の注射をした5時間後くらいから間接の痛み
熱が出て全身鳥肌が立って寒気が襲ってきました
その後も寒気ははありませんが、37度程度の熱が続き氷り枕を
毎晩もらっていました
 その他の副作用はいろいろありますが、まれに「うつ症状」「脳梗塞」
眼底出血などもあるようです
私も念のために眼科を受診し、投与期間中定期検査をするそうです
 自覚症状のある副作用は分かるからまだ良いとも言えます
私の場合は1回目の注射のあと、血小板・白血球数の減少が
予定より多かったために、2回目から注射の量を半分に減らしました

写真は薬剤師が説明に使ったC型肝炎の治療のパンフです

<今後の治療>
インターフェロンの注射を始める時は、副作用が強く出ることが多いので
2週間の入院が基本です
私の場合もGWで少し早まりましたが、13日入院しました
今後は毎週月曜日を基本に72週間外来で注射を継続しながら
朝・夕2回の薬を飲みます

写真は病室からの景色です

インターフェロンでウィルスを攻撃しようとしているのですから
治療期間中は「完全断酒」します
ウィルスを攻撃しながら、飲酒すると言うのは
ウィルスに餌を与えているようなものですから
せめて「断酒」して兵糧攻めにするくらいしなければ