小さなビニールハウスは、積雪に対して万全の対策を施してある。
それでも多少の心配があったので、膝までの雪を掻き分けて状況検分に出かけた。
損傷は皆無 ハウスの中に2羽のホオジロを見付けた、小さな隙間から入り込んで出口がわからなくなったらしい。
捕まえて紙袋に入れ持ち帰り、かみさんに見せてから放してやった。
小石の様に後を振り向きもせずに飛んでいった。
タイを旅行した折、寺院で籠の小鳥を買い取って空に放したことがあった。
ガイドさんが「とらわれた小鳥に自由を与えたのだから、これから先良いことがありますよ」とにっこり笑った。
悪人にさらわれた少女を助けた気分である。
自分で捕まえた小鳥を放したのだから功罪は無しか? しかし ほっといたらハウスの野鳥は死んでしまったかもしれない。
迷い込んだホオジロ
高台からの雪景色
ブルーベリー