空気は温められると上に昇る、だから熱気球は空中に浮く。
しかし暖かい空気が上昇せず、低いところに滞留し続けることも確かである。
今日朝から降り続いた雨は、雨氷となって木々の梢を彩った。
その雨氷は、一定の標高から下では溶けて水滴となり、上では氷のまま残っている。
その境界には等高線に沿って見事な模様が発生する。
すなわち ある条件が整えば、暖かい空気を、冷たい空気が蓋の様に覆い、暖気を抑え込む現象が発生するのだろうと思う。
この状態においては、空気の対流を抑える何らかな要因が発生するのだろう。
カラマツ
ケヤキの梢
濃い霧と雨氷 寒が徐々に遠ざかる気配