虎落笛

今朝の常念

春雨？雪解け　強風が荒れて虎落笛が哭き続ける。

寂しい音を聞いいると、冬の備えが薄かった日本家屋での暮らしを思い出した。

強風が雨戸を揺らし、障子の細い隙間を抜ける風が悲鳴になって慟哭する。

深夜が無性に怖かった、闇に紛れて魔性が襲ってく恐怖に苛まれて、息をひそめて眠ったふりをした。

冬の夜の恐怖は、父が教えてくれた虎落笛という不思議な言葉に由来するものだったかもしれない。

 

雨が雪に変わった

大降りなく短時間で上がった

そのころから気温が下がり始める