ご近所さん達から、「なすび・きゅうり もう植えた? ウチ、植えたよ」の声にあおられ、優先すべき他の作業をやめて植えることにした。
昔から、農家のオバチャン達は、家庭用の「なすび・きゅうり」の苗を植えると、写真のように空いた肥料袋を切断し竹の棒を4隅にたて苗を囲う。聞けば、風よけと言う。
写真は、ご近所さんの「なすび苗」の囲い
これだと、竹1本を4つに切り1つの苗の4隅に立てることになる。ご近所さん達が植える「なすび」は6~7本、「きゅうり」も数本。お金のかかる園芸支柱を使わず、自生する竹を使うのが田舎暮らしの基本。
我が家は、「きゅうり」は数本だが、「なすび」はご近所さん達の倍の10数本。近くに竹藪があるといっても、適当な太さの竹を探し、10数本の竹を切り、運び、枝を払い、適当な大きさに切り揃え、何十本も準備するのが面倒。そこで、例年、ビニールで覆い、「空気穴&散水用穴」を開け、写真のようにトンネルにしている。こうすれば苗の成長も早まるし、一石二鳥と思っている。苗が成長すればビニールが不要になるが、そのタイミングがポイントになる。
好奇心や自分勝手な理由づけから、近隣にない野菜を作ってみたり、皆と違う作り方をすることが多いためか、「おばちゃん達」から、その理由や育ち具合を質問されることも多い。新たな品種の栽培、今までと違う作り方など、「真似させてもろた」と言われることも、しばしば。そんな言葉を聞くと嬉しくなってくる。でも、栽培の専門家でもないので、「気候・土壌・栽培方法など、専門的にはどうなのか良くわからんけど・・・」と付け加えるようにしている。
ビニールの中の「なすび」
ビニールの中の「きゅうり」