隣に住む孫達の顔を見に行くと、1歳半と4歳の2人の女児が「おんぶ」「抱っこ」と抱きついてくる。癒されるひとときが過ぎて苦痛に感じ始めると、逃げるように退散する。でも、翌日には顔を見たくなって会いに行く。それが、日課となっている。
先日、小・中学生男女による市町村対抗ジュニア駅伝があり、昨夜、録画しておいたテレビをみた。
前の走者から、ビリでタスキを引き継いだ「いたいけそうな女の子」が、前を行く走者を追ってチョコチョコと走りだし、その走っていく後ろ姿を追うテレビ画面を見た時、思わず「頑張れ!」と叫んでしまった。その頑張る後ろ姿に、なぜか感極まり、涙が溢れてきた。
テレビを見て、こんなに感極まったことは記憶にない。走っている女の子と4歳の孫が重なって見えたのかも知れないし、そうでないかも知れない。食事の時、そのことを家内に話していると、脳裏に焼きついた少女の走っていく後ろ姿が浮かんできて、また感極まってしまった。
涙、もろくなったのかも知れない・・・