午前4時過ぎから、軒下の縁台に座り、いつものようにブラックコーヒーをすすり、タバコの煙を吐き出しながら薄暗い空を見上げていた。薄暗い空は、薄雲で覆われた「お月さま」のボーとした明りしかみえてこない。ただ、ボーと座っている時間だった。
まもなくすると、「空」が青さを見せ始め、「薄雲」がほんのり化粧で赤く染まり出し、「お月さま」の形もクッキリ残る「夜明け」の瞬間がやってきた。「お月さま」から「お日さん」へのバトンタッチの瞬間は、感動し癒される。何度見ても見飽きることはない。
老いの年代にはいると、自然が見せてくれるその神々しい光景をいつでもたっぷりと堪能できる。明朝は台風の余波で風雨とのこと。残念ながら神々しい光景とは違って薄暗い雨雲しかみられないのかも・・・
<軒下の縁台に座り、夜明けが織りなす自然の神々しい光景に酔いしれる。「お月さん」お疲れ様でした!>