今日、週1回の「いきいき100歳体操サークル」の集いがあった。
見学に来たのは、NPO法人の顔なじみの人だった。町から地域の活動を支援するよう依頼されているので来たとのことだった。彼女等にも体操に参加してもらった。
クラブの活動状況を伝えると、「支援するどころか他地区を支援してほしいぐらい」とのお世辞まで出た。「多くの老人クラブでは、役員が高齢化したりリーダーシップをとる人がいなかったりで衰退するばかり」とのことだった。
「我が地区も後期高齢者ばかりだった旧老人会は解散したが、旧役員や住民からの復活要望があったので、地区住民であれば年齢問わず誰でも入会できる組織に作り直した。たくさんのサークルも作った」「組織が衰退しないようにと、自治会区長は退任したらクラブの幹事に就任するという流れも作った」「衰退したクラブは、役員を総入れ替えして新たに作り直すか、速やかに解散するかしかないのでは・・・」と申し上げた。
昭和38年にできた老人福祉法で、地方自治体は老人クラブを支援することが義務づけられている。
今、高齢者の過ごし方は千差万別。行政や公民館が実施する文化教室に参加するも良し、地区で集まるもよし、はたまた趣味の合う仲間達と集うのも良し、釣り・旅行・家庭菜園など個人で楽しむのも良し。昭和38年頃とは様変わりしてきているはず。
我がクラブは『楽しいから参加する』・『多くの人と交流できるから参加する』・『自分のためになるから参加する』ことを基本とした自主的組織で区民であれば誰でも参加できる組織。「カラオケサークル」や「お酒をたしなむ会」は店を借りて開催するが、クラブからは一切お金を出さない。設立当初から「飲食費は自腹」、「サークル活動は参加者実費負担」を原則に運営している。老人福祉法が廃止されたとしても、存続できるクラブでありたいと思っている。