紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎の温かさ

2019年12月05日 | 我が家の食&漬物作り

「今年の夏は雨が多かった上に、11月も暖かい日と雨が多かったせいでコマ(小さいサイズ)が少ないんよ」と、近所のミカン農家が3Sサイズの「早生みかん(品種名は宮川早生)を手押し車に載せて運んできてくれた。早生みかんを貰うのはこれで2ケース目。

倉庫には、数軒からもらった極早生の「ゆら早生みかん」がコンテナに2杯残っている。ボツボツ傷みも出始めたので、4~5日に1回は腐敗果がないかチェックし廃棄している。それでも、食べきるには今月いっぱいかかりそう。

もらった「早生みかん」は、今のところコンテナ2杯。しばらくは倉庫で眠ってもらうしかない。主産地ならではの贅沢な悩みだと思っている。

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「さっき、息子が釣ってきた。新鮮なので刺身にもできる」と、ご近所さんがアジを届けてくれた。大きなアジ5匹と小さなアジが10匹もあった。

家内は好物だが自分は刺身は苦手。でも、そんなことは口には出さない。総料理長に料理方法を聞くと、大きなアジは塩焼き、小さなアジは南蛮漬けにするとのことだった。

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我が近隣では、買ったものではなく家のある「物と物」が頻繁に行き交う。その都度、会話も弾む。人同士の繋がりもより深くなる。物の行き交いは、気持ちと気持ち、真心と真心、人と人の行き交い手段にもなっている。それが田舎のふれあいであり、温かさとなっている。